2015年 なにわ淀川花火大会 日程や穴場ガイド
年々スケールの大きさと演出に磨きがかかる、水都・大阪の夏を彩る淀川花火大会。
その規模に反し、実際は、地元の有志が周辺の企業や地域住民の人たちの寄付により、企画から運営、実行を手掛けているという、手づくりの花火大会なのです。
淀川花火大会の成り立ち
大会が始まったのは平成元年で「平成淀川花火大会」として平成17年まで開催され、18年に新しい後援先を得たことを機に「なにわ淀川花火大会」と改名されました。
毎年50万人以上の人出があり、大阪の夏の風物詩として広く親しまれています。
日程やアクセスなど
2014年の大会は、台風の影響により、残念ながら中止となってしまいましたが、例年8月の第2土曜日に開催されています。2015年度の大会については、6月初旬に大会事務局が開設され、日程や詳細が発表される予定です。
場所は、淀川を挟んだ2つのそれぞれの対岸の河川敷を会場として行われていて、花火を間近で見ることができるエキサイティング・シートや岸壁に係留された納涼船の観覧席など、趣向を凝らした有料席も設けられます。
例年、事務局や予約サイト、旅行代理店を通じ有料席のチケットを購入することができます。周辺にある公園や淀川の河川敷でも見ることは可能ですが、人混みを避けゆっくりと見るのには、やはり有料席を確保するのがオススメです。
アクセス:
- 十三/塚本側淀川河川敷会場:阪急電車十三駅または、JR塚本駅より徒歩15分
- 梅田側淀川河川敷会場:JR大阪駅・阪急電車梅田駅・地鉄御堂筋線梅田駅より徒歩25分
問合せ先:
なにわ淀川花火大会 運営事務局 TEL 06-6307-5522
穴場情報
有料席がベターとはいえ、周辺の穴場は幾つかあり、その代表的な場所は梅田スカイビルの「空中庭園展望台」です。
地上170mの展望台から、同じ目線の高さで花火を見ることができるとあって人気の場所です。大会当日は特別営業となり、詳細は大会日程が決まり次第に案内されるそうです。
39階には中国料理のレストランとスカイラウンジもあり、早めに予約をすれば窓側の席が確保できるかもしれません。
また、当日は屋台も数多く出店されます。主な場所は有料席エリアの売店をはじめ、新御堂筋の西側の淀川河川敷周辺、阪急電車・中津駅下車の淀川河川敷周辺などです。
アクセス:
- JR大阪駅・阪急電車梅田駅・地下鉄御堂筋線梅田駅より徒歩9分
- 阪神梅田駅より徒歩13分
営業時間:10:00~22:30(入場は22:00まで)
入場料:(2015年4月1日からの改定価格)大人800円 シニア(65歳以上)700円 中高生500円 小学生300円 幼児(4歳以上)100円
まとめ
ボランティア有志の熱い思いとは裏腹に、どうしても天候に左右されてしまう花火大会。
2014年の二の舞にはならない様に、大阪の夏の夜空を華麗に彩ってくれることを願うばかりです。