水泳の個人メドレーとメドレリレーの順番が違う理由って知ってた!?
我が母校はこの夏1番の話題の某高校に負けてしまったので、甲子園に応援に行く予定が無くなってしまったみおです。
最近、すごく暑い中、みおが今スポーツ観戦中なのが世界水泳です!
そこで世界水泳を見ていて、疑問に思ったことなんだけど、個人メドレーとチームでのメドレーリレーで泳法の順番が違うんですよね!
というわけで、どうしてそういう順番になったのかまとめてみました。
メドレーとは
まず、メドレーってなんだ?ってところからスタートなんだけど、ヒット曲メドレーとか歌番組でも聞いたりするよね!
あのメドレーとは英語で書くとmedleyという綴りで、2曲以上をつなげて演奏することをいうそうです。
なので、それが語源となって水泳の個人メドレーやメドレーリレーという名前が生まれました。
個人メドレーとは
個人メドレーとは1人が4つの泳法で泳ぐという競泳の種目で、順番はバタフライ⇒背泳ぎ⇒平泳ぎ⇒自由形という順番で同じ距離を泳ぐ種目です。
誤解されている部分としては最後の自由形=クロールではないという事!
仮にクロールより速い泳法があれば、別にその泳法でも泳いでもいいよっていう事なんだけど、実際は一番クロールが速いからってことでみんながクロールで泳いでいます。
でも、変わった人が仮にいて、バタフライの方がクロールより速いから2回バタフライで泳ぎたいというような事があったとしても、同じ泳法で2回泳ぐ事は禁止されているので、必然的にクロールという事になっています。
メドレーリレーとは
対して、メドレーリレーは4人が背泳ぎ⇒平泳ぎ⇒バタフライ⇒自由形という順番で各自1種目ずつ同じ距離を泳ぐという種目です。
こちらも個人メドレーと同じようにクロールが速いからという理由と同じ泳法の泳者がいてはいけないという理由で、自由形=クロールという感じで選択されています。
メドレーの順番はどうしてこうなった?
この順番の正式な背景を調べた結果、個人メドレーとメドレーリレーの順番が違うのは背泳ぎのスタートが飛び込み台を使えないからという事だそうです。
個人の場合はバタフライから背泳ぎというときに普通にターンをすればいいけれど、メドレーリレーのときにこれをやろうと思っても、背泳ぎは水中からのスタートなので、出来ないよね。
というわけで、それが個人メドレーとメドレーリレーの順番が異なる理由になっています。
2つとも同じにしたらよくない?
水泳をやっている人ならば、個人メドレーとメドレーリレーの順番を把握しているかもだけれど、みおみたいにテレビで世界水泳やってるーってかな感じで見るレベルの人からしたら、別々だから分かりにくいし同じにしたらいいじゃん!って思ったので、これについても調べてみました!
まず、オリンピックとメドレーの歴史ですが、メドレーリレーの方が正式種目として採用されたのが早く、1960年のローマオリンピックで採用されています。
その後、1964年の東京オリンピックで個人メドレーが採用されたという経緯があります。
ここでどうして、同じにしなかったのー!って言いたいところなんですが、そこの部分は連盟の中で決まったようで理由は明らかにされていません。
なので、諸説理由がある中でみおがこれっぽいと思ったのを紹介していきます。
- 個人で泳ぐ際には背泳ぎより、飛び込むタイプ(平泳ぎ・バタフライ・自由形)の方が速いから、まずは飛び込むタイプで行こうということが決定。
- 最後は花形で一番早い自由形にしようってことで自由形が最後で決定。
- 泳ぎの順番として、背面の背泳ぎを挟んだ方がいいよってことで、平泳ぎorバタフライ⇒背泳ぎ⇒平泳ぎorバタフライ⇒自由形という流れが決定。
- 平泳ぎとバタフライの順番はバタフライ⇒自由形は大変そうだし、最初が平泳ぎだと盛り上がりにかけそうだから、最初をバタフライにしようということで決定。
結果、バタフライ⇒背泳ぎ⇒平泳ぎ⇒自由形となった。
まとめ
こんな感じで決まったんじゃないという話をもってきても、やっぱり分かりにくいし。
どうして、メドレーリレーの順番と同じように個人メドレーをやらないんだろうって気持ちの方が強いかな。