ムー大陸は実在した!? 世界地図上ではどこにその幻の大陸はある?
ムー大陸はかつてこの地球上に存在し、現在にも負けず劣らずな科学力を持って文明を栄えさせ、その力を軍事に注ぎ込んで最強の軍事国家を作り出した伝説の大陸です。
ですが、何故その伝説の大陸は現在となっては跡形も残らずに消えてしまったのでしょうか?
今回はムー大陸の栄枯盛衰、そして何故消えてしまったのかを解明していきたいと思います。
ムー大陸とは
ムー大陸は、約1万2千年前に、現在の太平洋付近に位置し、形としては正に象さんの様な形状をしていたとされています。大きさでいえば、以前にご紹介したアトランティス大陸やレムリア大陸を抑え、東西に8000km伸び、南北5000km広がった広大な土地を有していました。
何の偶然か、丁度それはアトランティス大陸が滅んだ頃に、ムー大陸は誕生しているのです。(この因果関係は特に報告はされていません。)
また、国王を立てており、その名はズバリ『ラ・ムー』、人口は約6400万人と現在の日本の約半分程、首都はどこぞのお笑い芸人を彷彿とさせる『ヒラニプラ』
現在の科学に引けを取らない科学力を用いて、武器を作り近隣の国を攻めて順調に勢力を拡大する最強の軍事国家であったと言い伝えられています。
航海術に優れていた
ムー大陸も他の伝説の大陸に負けず劣らずに、他国を攻める為の武器、他の文明を遥かに凌駕する優秀な学問を修めたとされていますが、特に他のアトランティス大陸やレムリア大陸と差別化される部分と言えば、航海術の発達です。
この航海術はおそらく、近隣の国を自国で作った武器で陥落させる際に使われたのではないかと考えられています。
滅んだ理由
ムー大陸はアトランティス大陸と違い、恐れをなした人物に潰された等という記述は一切無く、存在する説の中で滅ぼされたと記述されているのは、その余りの高度な技術発達や世界を征服しようとする姿勢が神様の逆鱗に触れてしまい、大洪水で一掃されてしまったというもののみです。
後は全て天災が原因である事が記されているので、大洪水が起こって滅んでしまった事は間違いない様ですね。
ムー大陸は存在しなかった?
ムー大陸は、実は存在しなかった説が一番有力でもある悲しい大陸なのです。
その理由として一番に挙げられるのは、その存在を唱えた人が余りに信憑性に欠ける人物だからというのです。その人物とは、経歴こそ立派なイギリスの陸軍大佐であるジェームズ・チャーチワード氏。
彼は、ムー大陸と思われる大陸を記している『トロアノ古写本』を神父が解読したのに対して、その中に登場する失われた伝説の大陸を『ムー大陸』と名付けたのです。それが、ムー大陸の始まりとされていますが、如何せんジェームズ氏は大ほら吹きで有名だった為に、あえなくこの伝説は鼻で嗤われて終わってしまう事となるのです。
実はムー大陸の人が作ったとされる意外な物
科学的な根拠はないのですが、説の中にはイースター島は元々ムー大陸の端に存在した島であり、ムー大陸の人がモアイ像を創造したというびっくりな物も存在します。
更には神様の怒りを買った事が関係しているのか、中には何故かノアの箱舟を創造する事となったあの世界を一掃する大洪水こそ、ムー大陸を滅ぼすきっかけとなった大洪水だ!という説もあるのですが、ここまで来たら何でもアリな気がしますよねぇ…。
終わりに
ムー大陸はご紹介してきたレムリア大陸、アトランティス大陸と違い様々な説が科学的に根拠なしと言われてかなり伝説に近い存在として扱われています。
しかし、是非ここで起死回生のムー大陸の存在する事を証明できる証拠を見付けてみては如何でしょうか…ヒーローですよ…!