ゾンビとミイラの違いって何!? 両者を徹底比較!
夏だから、ちょっと涼しくなるような怖いゲームない?ってリオに聞いたところ、オススメされたバイオハザードに夢中のみおです。
家で一人でプレイすると怖いので、リオが一緒にやってもいいよーって言ってくれたので、オンラインで一緒にプレイ中です!
今は自宅にいながら、友達とオンラインで一緒に遊びつつ、ボイスチャットも出来るので一緒に遊んでいる感がすごいー
さて、今日のお題はそんなバイオハザードシリーズではお馴染みのゾンビです。
ゲームをしていると、リオがここはゾンビがいっぱい出てくるから、バンバン撃っちゃっていいよーとか言うんですけど、ここで『ゾンビ? ミイラ? どう違うの…?』って思ってしまったり…
ゾンビとは
一言でバッサリいくと、ゾンビとは何らかの力で死体のまま蘇った人間の事を言うそうです。
なので、バイオハザードに出てくる死体たちは正に何らかの力(ウィルスの力)で死体なのに動き回っているという事でゾンビさんなわけですね。
そして、あくまでホラー映画とかゲームに出てくるだけであって、現実にはいない!というのも1つのポイントです。
そもそも死体が動いて、生きている人を意志を持って襲うって時点でそれは死体じゃないですよね。
ミイラとは
こっちは人為的加工ないし自然条件によって乾燥され、長期間原型を留めている死体の事を言い、ゾンビとは違って、実際に存在するというのが特徴です。
実際にエジプトのファラオだったり、日本では即身仏といって偉いお坊さんが究極の悟りとして、仏になるみたいに私たちが実際に見る事が出来ます。
そして、ゾンビとの違いは動かないことも大きな特徴です。
ゾンビの歴史をもっと詳しく!
ゾンビの起源はブードゥー教というハイチや西アフリカで現在も信仰されている宗教に由来しています。
そして、このブードゥー教ではゾンビを作る方法があるとされているんですが、結構トンデモな感じなので紹介していきますね。
ゾンビの作り方
- ブードゥー教の司祭が死体が腐り始める前に墓から掘り出す。
- 司祭が死体の名前を呼び続ける。
- 死体が墓から起き上がったら、両手を縛る。
- その後、使用人として農園に売り出す。
- 墓から掘り出された死体の魂は壷の中に封じ込まれ、以後ゾンビは永劫に奴隷として働く。
死体を掘り起こすのもどうかと思うけれど、呼び続けたら起き上がるってところがまずめちゃくちゃです。
それこそ、日本で言うなら亡くなって棺に入っているおじいちゃんを火葬場に行く前に何度も呼び続けたら、蘇ったって事ですし!
ゾンビパウダーでゾンビにする!?
さらにめちゃくちゃなのが、ゾンビを作るときに使うゾンビパウダーというものまであると言われています。
このゾンビパウダーはテトロドトキシンというフグが持つ毒を含んでいて、この毒素をゾンビにしたい人の傷口から体内に浸透させることで仮死状態にするために用いるそうです。
これによって、仮死状態=自発的意思がない状態となり、奴隷として動くとされています。
ミイラの歴史ももっと詳しく!
ミイラの方は氷漬けのミイラが発見されましたというニュースがあるように自然的にも作られてしまう物なので、ゾンビと違ってめちゃくちゃな話はないですが、人為的には実は昔から世界中で作られてきています。
先述のように、ミイラと言われるとよく想像するのが古代エジプトだったり、日本の即身仏だったりするわけですが、実はそれ以外にも南米でも紀元前の時代から、ミイラが作られており、祠や家に安置していていたという歴史があります。
古代の南米の人たちはこのミイラを家族同様に話しかけ、食事をしたりしていたというのでちょっと現代の私たちからすると気持ち悪い…って感じですよね。
日本では儀式的にミイラが作られたという記録はなく、即身成仏という形で偉いお坊さんが自らの究極の悟り、修行の最終章として行いミイラとなっています。
しかし、過酷な修行であったために失敗する人も多く、現在17体のお坊さんがミイラとして現存しています。
まとめ
ゾンビ:たぶん実際にはいない。空想のお話やゲームの世界のみ。死者が動くらしい…
ミイラ:実際にある。人為的に作られているものは宗教色が強い。死者なので動いたりしない。
ってまとめなんですが、ゾンビ対策をアメリカ軍は真剣に考えているという話もあったりします。
ゾンビはバイオハザードとかゲームの中だけにして欲しいですよね!