シュメール人は宇宙人? 何処からきて、今は何処に消えた!?
皆さんはシュメール人を御存知ですか?『え~誰それ?』って興味を持ってググろうとした貴方、気を付けて下さいね。兎に角目がデカくて、最初心構えせずに見ると絶対びっくりしますから。
今回はそんな目のデカいシュメール人の謎を追っていこうと思います。
シュメール人とは
メソポタミア南部を占めるバビロニアの南半分の地域と、そこに興った文明をシュメールと呼ぶのですが、実はそこに住む人がシュメール人であるという単純なものではなかったのです。
更に、シュメールは初期のメソポタミア文明とされ、チグリス川とユーフラテス川の間に栄えたと言われています。
では、シュメール人の正体とは何なのでしょうか?
実は紀元前3800年頃、ある日突然何の前触れもなくシュメール人は現れます。そして、彼らが現れてから文明は爆発的に発達し、政治権力が打ち立てられたのを皮切りに、美術の分野でも素晴らしい作品を生み出し、建築分野でも今までの文化を遥かに上回る技術で次々に新しい建造物を建て、更に楔形文字、七曜制、60進法、太陽暦を作り出したのも実はシュメール人だったのです。
つまり、シュメール人とはメソポタミア文明の生みの親と言っても過言ではない存在なんですがその人間離れした能力が、人間ではなかったのでは?という物議を醸していたんですね。
シュメール人が宇宙人と言われる根拠
では、何故彼らがまだ宇宙などの概念が無かった頃から人外を疑われる様になったのか。その理由をお話していきます。
まず、彼らシュメール人自身が、自分達の事を『混ざりあわされた者(何と混ざり合わさったのかは不明)』、そして自分達シュメール人は『アヌンナキ』という神々の集団より生み出された存在であると疑いませんでした。
そして、彼らを生み出した『アヌンナキ』自体、他の星より金(きん)を求めて地球へとやってきた存在であると解釈されており、その『アヌンナキ』が金の採掘の手足となる存在を遺伝子操作して作り出した。それがシュメール人だった為、宇宙人なのではという解釈が生まれた様ですね。
その後は何処へ行った!?
シュメール人は残念ながら様々な説が存在するもののいずれとも滅んだとされています。
食糧不足、木材不足での滅亡説
これは文字通り、食糧の不足に加えて文明を発展させる上で欠かせない資材が元々気候的にかなり乾燥していた事が祟り、徐々に降水量が減少し木々が枯れ果て、同時に食糧難に襲われた事で滅んでしまったとの事です。
ここで疑問になるのは、神様に生み出された存在であるのに食事は人間と同じ量を食べなければ生命を維持する事は出来ない存在であった事と、シュメール人を生み出したはずの神様集団『アヌンナキ』は何故彼らを助けなかったのかという事です。
しかし、今ではシュメール人のミイラなどは見つかっていない為に、その生態を調べる事も、『アヌンナキ』の足跡を辿る事も不可能なので真実は闇の中へと葬り去られてしまったのです。
セム族による侵攻で滅亡
シュメール文明は何と4000年前にセム族によって乗っ取られてしまうのです。
流れとしては、4380年前にはシュメール都市国家に更に侵攻が進み、セム族がアッカド国を建国します。
しかし、シュメール人も黙ってやられる訳はなく4200年前に一度国を奪い返しますが、再びセム族が4000年前にバビロニアを建国し、結局シュメール人は滅亡してしまうというものです。
文明も当然セム族によって塗り替えられてしまい、シュメール人の作り出した文明は現代に残るものを除いて殆どセム族に潰されてしまいます。
何だかこんな昔からSF映画の様なやり取りがあったのだと知ると、非常に胸が熱くなりますね!
終わりに
シュメール人の存在は、銅像を作られたり楔形文字を残した事で現代でも伝えられる事は伝えられていますが…実際のところ、本当に宇宙人、又は神様集団の一部だったのでしょうか?
更に科学が進んで、解明されると良いですね。