青春18きっぷ 東京から日帰りで行けるおすすめ観光地ガイド
年齢制限があるのでは?と思ってしまう様なネーミングの「青春18きっぷ」ですが、実際のところは誰もが使えるお得なきっぷ。
今回は、このきっぷを使って、東京を起点にした日帰りスポットをご紹介したいと思います。
日光
新宿から湘南新宿ラインに乗って、着いた先は日光!ちょっとベタではありますが、日光と言えば、やはり東照宮。
世界遺産「日光の社寺」の中でもいちばん有名な東照宮には、国宝8棟、重要文化財34棟など、55棟の建造物が建ち並んでいます。
その内のひとつ陽明門は、現在「平成の大修理」の真最中なのですが、今しか見ることができない東西の貴重な壁画が一般公開されています。

By: scion_cho
従来、壁画は羽目板で覆われているのですが、217年ぶりに確認された西側の「松と巣ごもりの鶴」の壁画は、今回がはじめての公開となります。東側の「梅と錦花鳥」も40年ぶりの公開で、修理が終わった時点で、再び羽目板が取り付けられるので、約50年後の次の大修理まで見ることができません。是非、この貴重な機会をお見逃しなく!
※ 祭典・諸事情や修理工事などにより、一部拝観を制限される場合があるので、事前に問合せをして下さい。
境内音声ガイド:レンタル料500円/日
※ 日本語(大人/子ども用)英語、中国語対応。東照宮境内29の建造物をわかり易く解説。
貸出場所:祈祷受付所(表門前の単独拝観券発行所)
予約方法:メール toshoguonsei@gmail.com まで。
アクセスと所要時間
新宿から日光
- 新宿(JR湘南新宿ライン)1時間52分 ⇒ 宇都宮(JR日光線)42分 ⇒ 日光
日光駅から東照宮
- 市営バス 奥細尾・中禅寺温泉・湯本温泉行きバスで約5分。「神橋(しんきょう)」バス停下車、徒歩約8分。
伝統のレシピで作られた「百年カレー」とホテル自慢の焼き立てパン!
創業140年の歴史を刻む日光金谷ホテルも、日光では外せないスポットです。
お泊りしたいところですが、今回は日帰り旅なのでランチは如何でしょう。コーヒーラウンジ「メイプルリーフ」では、3月13日から22日の期間に「スウィーツ&百年ライスカレービュッフェ」が開催されます。2003年にホテルの蔵の中から発見された、大正時代のカレーのレシピを再現した百年カレーと、ホテル自慢のケーキがバイキング形式で味わえます。
また3月には、ホテルから車で数分の日光金谷ホテル発祥の地に「金谷ホテル歴史館」とレストランもオープンします。金谷ホテルベーカリーのパンを使ったメニューが中心で、焼き立てのパンが買えるベーカリーとスーベニア・コーナーも併設されるそうです。
料金(いずれも税別):大人(中学生以上)2,800円 小人(小学生)2,200円 幼児(3歳から)1,000円
百年カレーはチキンのみの提供。飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュースなど。
金谷ホテルへのアクセス
東部日光駅からシャトルバスが運行。
市営バス 奥細尾・中禅寺温泉・湯本温泉行きバスで約5分。「神橋(しんきょう)」バス停下車、進行方向に向かって左側の急な坂を上がったところ。
南房総
都心から近くにありながら、豊かな自然に出会える房総半島。中でも館山は、観光スポットや温泉、グルメが盛り沢山、お花見にいちご狩り、海水浴など、四季を通しての楽しみ方ができ、見どころがたくさん詰まったスポットです。
先ずは、館山市のランドマーク的存在の城山公園を目指しましょう。
館山市の南側丘陵に位置する城山公園には、かつては、戦国時代の武将・里見氏の居城が建てられていました。現在は、山頂に三層四階の天守閣様式の館山城が建てられ、八犬伝博物館として南総里見八犬伝に関する資料が展示されています。天守からは、錦ヶ浦や市街地の景色を一望することができ、天気の良い日には富士山が姿を現すこともあるそうです。
山頂の公園には、四季折々の植物が植えられ、2~3月には白梅と紅梅が咲き、3~4月にかけてはソメイヨシノをはじめとする約600本の桜が咲き誇ります。4月中旬から下旬には約1万本ものツツジが咲き乱れ、大勢の見物客で賑わいを見せます。
館山城
入館料:大人300円 小・中・高校生150円
館山へのアクセスと所要時間
館山から城山公園
JR館山駅東口からJRバス洲の崎方面行きまたは、日東バス館山航空隊行きで「城山公園入口」下車、徒歩約5分。JR館山駅から徒歩約30分。
館山で温泉と海の幸を満喫!
館山と言えば、温泉と新鮮な海の幸。市内には日帰り入浴ができる宿泊施設や、美味しそうなお寿司屋さんなどが数多くありますが、南仏の雰囲気が漂うオーベルジュ「オーパヴィラージュ」もおすすめです。
地元漁港で獲れた地魚と、館山市内の契約農家から届く新鮮野菜を使った自慢のフレンチが堪能できる人気のお宿で、施設内には、ワイン風呂やハーブ風呂などの6つの貸切り風呂があり、夏にはハート型のガーデンプールもオープンします。
宿泊はもちろんですが、こちらでは、お部屋で寛いで、お風呂に入ってフレンチが味わえるデイユースプランを利用することができます。(客室は12:00~22:00まで、入室から6時間利用可能)予約をすれば、レストランでランチやディナーのみを食べることも可能です。
オーパヴィラージュへのアクセス
館山駅から無料送迎(所要時間約20分)
館山駅西口直営かもめグリル 14:00発 16:00発(2名より予約制)
館山駅から路線バス安房白浜行き(安房神戸経由)で約20分。「相の浜」下車、徒歩約20分。
館山駅から路線バス安房白浜行き(西岬循環)で約40分。「南房パラダイス」下車、徒歩約20分。
※バス停から連絡をすれば無料送迎あり。
まとめ
普通&快速電車が1日中乗り放題できて、乗り降りが自由にできるお得な「青春18きっぷ」
都心からの日帰りでも、十分に旅気分を味わえる場所はまだまだ沢山あります。
春・夏・冬のきっぷの利用期間に応じたイベントや見どころをチェックして、ツアーにはないオリジナリティー溢れる「青春18旅」に出発されては如何ですか?