2015年 博多祇園山笠 日程・交通規制情報
博多祇園山笠は、夏の博多の風物詩として知られる大祭です。
開催されている期間が長いため、観光客はその一部だけでも楽しむことができます。
今回は博多祇園山笠の日程や交通規制などの詳細についてご案内していきます。
2015年の博多祇園山笠の日程
博多祇園山笠とは、正式には櫛田神社祇園例大祭といい、博多どんたくとともに博多を代表するお祭りとして知られています。
福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催され、2015年もこの日程で開催される予定です。
このお祭りの歴史はとても古く700年以上も伝統があり、鎌倉時代に疫病流行し、その退散を祈願したことがそのはじまりといわれています。
櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
博多祇園山笠の期間中のスケジュール
長い期間にわたって開催されることから、見所が多いこともこのお祭りの魅力の一つです。
1日~14日は飾り山笠公開、9日は全流お汐井とり、10日は流舁き、11日は朝山笠・他流舁き、12日は追い山笠ならし、13日は集団山見せ、14日は流舁き、15日は追い山笠とスケジュールが組まれています。
博多祇園山笠の見所
飾り山笠公開とは、博多エリアの中心に合計14の飾り山が公開されます。
豪華絢爛な山笠は、毎年訪れる多くの人たちを魅了しています。
そして、10日の流舁きは、いよいよ追山笠に向けてはじめて山笠が動きだす行事で、各舁山笠の山小屋付近が見所となっています。
11日には早朝5時から6時にかけて、山笠が舁き出されます。
町内の境ごとに山笠が止まるので、間近で美しい山笠を見ることができます。
14日は10日の流舁きと同じく、それぞれの流区域内を舁き回り、最終日に向けて調整を行います。
そしてこのお祭りのもっともハイライトといえるのが、15日間の博多祇園山笠のクライマックスを飾る「追い山」です。
午前4時59分一番山笠が櫛田入り奉納をスタートさせると、次に二番山笠が午前5時5分に舁きだします。
そして5分ごとに合計8つの山笠が次々に櫛田入りを行い、まだ薄暗い博多の街へと駆けだしていきます。
舁き手は須崎町の廻り止めまでの約5キロの「追い山笠コース」を、30分かけて懸命に舁き歩きます。
博多祇園山笠の交通規制
博多祇園山笠の開催期間中は、博多区では大規模な交通規制が行われるので、注意が必要です。
12日の追い山ならしでは、15時半~18時までの間、博多区の国体道路、大博通り、昭和通り、明治通り及び周辺道路、13日の集団山見せでは、15時15分~18時までの間、中央区及び博多区の明治通り、大博通り及び周辺道路、追い山では早朝4時半~7時までの間、博多区の国体道路、大博通り、昭和通り、明治通り及び周辺道路が交通規制されます。
尚15日の追い山笠では、当日臨時列車が運行されるので、少し混雑を緩和することできます。
まとめ
博多祇園山笠では期間中、大規模な交通規制が行われます。
しかし、電車やバスなどがその分、臨時で本数を増やしているので、うまく活用しながら見学を楽しんでみるとよいでしょう。