2015年 入谷朝顔市 開催時間と朝顔の種類情報
入谷朝顔市は、江戸時代から夏の風物詩として広く親しまれてきた日本最大級の朝顔市。
毎年約40万人もの人出で賑わいを見せます。
今回は入谷朝顔市の詳細についてご案内していきます。
2015年の入谷朝顔市の日程
2015年の入谷朝顔市は、7月6日~8日の日程で開催予定となっており、これは日本最大の朝顔市として知られています。
開催場所は入谷鬼子母神周辺で、鶯谷駅より徒歩5分、入谷駅より徒歩1分の場所となっています。
開催期間中は入谷鬼子母神や言問通りに、約120軒の朝顔業者と約100店の露店が並び、大変な賑わいを見せます。
こちらがその様子の動画で、多くの人たちで賑わいを見せている様子が伝わってきます。
入谷朝顔市の開催時間は朝5時~夜23時となっており、まさに早朝から夜遅くまで開催されていることもその魅力の一つです。
入谷朝顔市の歴史
入谷の朝顔が知られるようになったのは、江戸時代末期。
最初は御徒町で栽培されていましたが、時代に流れを受けて入谷の植木屋が朝顔を栽培し始めたことからスタートしました。
最初は数十件ほどの小さな規模でしたがその出来栄えのよさが評判となり、明治時代に入ると通行止めをして銭を取っていたほど栄え、鑑賞用として広く知られるようになりました。
当時は「変わり咲き」と呼ばれる個性的な朝顔が人気で、その種類はなんと、1,000種類もあったと言われています。
大正時代には一時的に衰退していた時期もありましたが、昭和23年に復活をし、今に至るまで入谷の夏のお祭りとして広く親しまれています。
入谷朝顔市で購入できる朝顔の種類や値段は?
販売されて朝顔は基本的に一鉢2000円となっており、小ぶりなもので800円程度となっています。
宅配サービスにも対応しており、専用のブースも設けられています。
朝顔の種類には、大輪や桔梗咲きの日本朝顔、西洋朝顔のヘブンリーブルー、宿根朝顔のオーシャンブルー、ヨルガオやツバメ朝顔なども見られます。
朝顔に関する知識がなくても、希望する色や形を伝えるとそれに相応しいものを教えてくれるので、お店の人と会話を楽しみながら購入することができるのも、お祭りの醍醐味といえます。
また種類が豊富であるだけではなく、ここ入谷朝顔市では、良質な朝顔が多く販売されていることでも知られています。
お店によってばらつきがないので、さほど詳しくない人でも安心して購入することができます。
まとめ
入谷朝顔市は、歴史と下町情緒を感じることができる、どこか昔懐かしい雰囲気に包まれています。
販売者との会話を楽しみながら朝顔を購入する、人情味あるお祭りといえるでしょう。