2015年 西条祭り アレンジされた伊勢音頭やだんじりが魅力!
西条まつりは江戸時代から続く約300年の歴史がある、愛媛県西条市で開催される秋のお祭りです。
今回はこのお祭りの日程や見どころについてご案内していきます。
2015年 西条まつりの日程
西条まつりは西条市の4つの神社が会場となり、場所によって少しずつ開催日程が異なります。
嘉母神社は10月10日と11日、石岡神社は14日と15日、伊曽乃神社は15日と16日、飯積神社は16日と17日となっています。
西条まつりとは、この4つの神社のお祭りの総称をさしますが、中でも規模が最も大きい伊曽乃神社を指すこともあります。
伊曽乃神社へのアクセスは、JR伊予西条駅からバス約10分、車の場合は西条ICから20分。
会場の駐車場は、16日のみ加茂川橋下臨時駐車場に設けられ、無料で約1,500台用意されています。
お祭りの見どころ
西条まつりのハイライトといえるのが、16日の加茂川での宮入。
当日は13時ころから、神戸地区以外の各町の山車、約65台が河川敷がずらりと並びます。
これは夕暮れ時、神輿の渡御を見送るために集まったことを表すもので、薄暗くなってきた光景の中にそれぞれの提灯が煌びやかに輝き、とても幻想的な光景を織り成します。
川の水面に線対称に山車が映し出され、なんともいえない美しい光景を見ることができます。
そして実際に川を渡るのは神輿と神戸地区の11台の山車。
川を渡り切ったときがお祭りの終わりとなるため、その別れを惜しみ、神輿を川から出さないようにと山車が川の中で神輿を取り囲む様子は、迫力満点そのもの。
こちらが過去の様子の動画です。
夕刻の時間が深まると、その美しさも一層深まっている様子が伝わってきます。
だんじり(山車)の運行と伊勢音頭情報
15日は深夜の0時~3時くらいから各所から山車が、宮出しのため伊曽乃神社にむけて神様を迎えにいきます。
途中北の丁通り付近では山車が連なり、威勢のよい掛け声とともに大変な活気を見せます。
そしてその後18時くらいまで宮出しを終えた山車は、町を歩き自由行動となります。
各地区の約150台の山車や神輿が勇壮に練り歩く姿はまさに圧巻そのもの。
山車運行中に楽しむことができるのが、伊勢音頭。
これは太鼓などの音に合わせて、歌われるもので、統一行動を促す効果もあるといわれています。
また、長い運行でも歌で息を整えることで、疲労を抑えることもできます。
西条まつりでは、伊勢音頭が西条祭り流にアレンジされており、「西条ナーエ 屋台は数々あれどアラヨーイヨイ」というように、フレーズに「ナーレ」や「アラヨーイヨイ」などを取り入れて、町を練り歩きます。
まとめ
宮入りはお祭りの行事の中でもっとも混雑をします。
ぜひ目の前で見たいと考えている場合には、14時ころまでには土手に到着できるようにしましょう。