2015年 出雲大社の神在祭 縁結大祭の申し込み方法
出雲大社の神在祭は、男女の縁だけではなく、人生の様々なご縁を導いてくださることを祈願するお祭りです。
今回はこのお祭りの日程や見どころ、縁結大祭の申し込み方法についてご案内していきます。
2015年 出雲大社の神在祭の日程
2015年の出雲大社の神在祭は、11月21日(土)~28日(土)で開催される予定となっています。
これは旧暦に合わせて開催されるもので、旧暦10月は全国の神々が出雲の国に集まります。
そのため、他の土地では神が出雲に出向き留守になることから、一般的には神無月と呼ばれますが、ここ出雲では神が集まることから神在月と呼びます。
神々たちは、ここで世の中のことや人生の事柄、男女の縁、酒造りを協議する「神議り(かむはかり)」とよばれる会議を開きます。
この期間は出雲の各神社では「神迎祭」を行い、期間中に3回行われる「神在祭」、ここに集まった神々を全国にお見送りする「神等去出祭」が行われます。
神在祭と縁結大祭
神在祭はお祭りの開催期間中、旧暦の10月11日、15日、17日に該当する日にちに開催され、今年は11月22日、26日、28日の予定となっています。
こちらが過去の様子の動画です。
とても静寂な雰囲気の中、行事が執り行われていることが分かります。
そして観光客から人気の高いイベントといえば、神在祭の後に執り行われる「縁結大祭」
これは旧暦の10月15日、17日に行われるもので、今年は11月26日(木)と28日(土)の予定となっています。
縁結大祭では、全国から集まってきた八百万の神々に対し、人々の幸せやあらゆるご縁を祈願するもので、これに参列するためには出雲大社への事前申込が必要となっています。
縁結大祭の申し込み方法
縁結大祭の申し込み方法は、毎年10月の初旬に出雲大社のホームページに申し込み方法や期日が案内されますが、毎年往復はがきでの応募となっています。
毎年定員は2,000名ほどとなっており、抽選ではないため申し込みをすれば確実に参加することができます。
ただし例年、公募がはじまってから1週間ほどで締切となるので、注意が必要です。
当日は送られてきた参加葉書をもって受付をすると、最初に祈祷料として5,000円を支払い、絵馬を貰って願い事を書くことができます。
当日の受付は朝8時からとなっていますが、すでに長蛇の行列ができているので、なるべくは早めの時間に訪れることがお勧めです。
まとめ
縁結大祭の参加者の服装は正装がよいといわれていますが、参加している人は普段着の人が大半なので、きっちりとした正装ではなくても差し仕えありません。
ただし、カジュアルすぎたり、派手すぎる服装などその場に相応しくないものは避けるようにしましょう。