結婚式のサプライズで失敗しないためのポイント集
結婚式にサプライズはつきものですよね。
新郎新婦同士がサプライズをすることもあれば、新郎新婦から列席者へサプライズするなどそのサプライズの形は様々です。
サプライズはその人を驚かすと同時に、感謝している気持ちなどを伝えるものだからこそサプライズされた方は嬉しいものですが、その形を間違えると失敗してしまうことがあります。
今回はサプライズ演出で失敗しないポイントについてご紹介していきます。
失敗しないポイント1
失敗しないポイントのまずひとつめとしては、まず「新郎新婦だけ」にしすぎないということです。
どういうことかというと、新郎新婦が仲がいいのは当たり前で結婚式の主役も新郎新婦だというのは列席したすべての人がわかっていること。
なので、新郎から新婦へサプライズ、新婦から新郎へサプライズというのは笑顔で見守れるものです。
ですが、これが何度も続くようになるとさすがに列席者もあきれてしまうというものです。
私が実際に見たものとしては、何かにつけて新郎から新婦へのサプライズが盛り込まれた式でした。
1度目はゲストもほほえましく見ていますが、それが続くとほほえましく見続けていられなくなりますよね。
仲が良く、新郎や新婦同士がお互いを思い合う気持ちもわかりますがお互いへのサプライズは多くても1回ずつにするようにしましょう。
失敗しないポイント2
サプライズ=面白いではないということを意識することが大切です。
もちろん面白いなと思えるサプライズもありますが、学生時代の友人同士であればサプライズをしようと集まると、その時代のノリに戻ってしまうこともあります。
大学のサークル時代のノリでサプライズを考えると、内輪で話している時は非常に盛り上がったものが、一般的な結婚式の場で行ってみると全然盛り上がらない、むしろ内輪ノリすぎて会場が冷めてしまうということも十分にあります。
実際に、新郎側の友人サプライズで男性陣が上半身を脱いでいくような余興を行いました。もちろんその仲間内ではそんな面白いことはないというものだったのかもしれませんが結婚式には年配の方も職場で偉い人もいます。
そういった人たちには全然面白くないものなのです。
今後の新郎新婦との付き合い方にも関わってくるからこそ、特に余興でサプライズを考える際には話の盛り上がりだけではなく、冷静にその企画を考えるということも大切です。
失敗しないポイント3
ゲストのことをしっかり考えるということも大切なポイントです。
新郎新婦は”結婚式”という機会に、今までお世話になった人や感謝を特に伝えたい人を選んでサプライズを行います。
もちろん感謝をされて嬉しくない人はいませんが、その感謝の仕方を考えることも重要です。
例えば、新婦が母親にどうしてもサプライズをしたいということで、新婦母へサプライズをすることにしました。結婚式でサプライズをするとなると、基本的にその人へスポットライトが当たることになります。ですが、実は新婦母は目立つことが非常に苦手で、結びで立つことさえも嫌がるほどの人でした。
そうとは知らず、もちろんその場面を見た周りの人は感動するかもしれませんが、サプライズをされた当人が恥ずかしがりやや内気な人の場合、感謝を伝えたいのに当人にとっては迷惑になってしまうこともあります。
新婦母は新婦からの感謝の気持ちも耳に入らず、ずっと顔を赤くしてしまうという結果になってしまいました。
つまり、新郎新婦はサプライズを行う相手のことを考えてあげるということが非常に重要なのです。
スポットライトが当たることが嫌いな人も世の中たくさんいます。そういった人にはサプライズの方法も、みんなの前ではなく手紙をそっと机上に置いておくとか二人になった瞬間に何かするなどの方法をとることがみんなが楽しく過ごせる結婚式になるのです。
まとめ
サプライズは相手を喜ばせたいと思うからこそ行うもの。
もちろんサプライズは素敵なものですし、笑顔がたくさんうまれるものだからこそぜひやってほしいものです。
ですが、サプライズの仕方には注意ももちろんありますし、相手のことを思うこと、そして結婚式は多くの人が集まる場所だからこそ、サプライズの仕方もみんなが不快に思わないようにするということが大切です。
サプライズを考える際には、一度冷静に考えてみるということが非常に重要ですよ。