結婚式の余興の締めの挨拶は気を付けて!
結婚式の余興。余興といえど、やはり親族や会社の人も見ていると思うと、緊張やプレッシャーを感じる人は多いと思います。
余興の内容はしっかりと頭に入っているけど、余興が終わった時の締めの挨拶は、緊張から解放されてその時の勢いで話してしまうこともありがちです。
しかし、結婚式には使ってはいけない忌み言葉などマナーがあります。
失礼がないような挨拶のポイントをご紹介します。
絶対タブーの忌み言葉には気を付ける
結婚式には、忌み言葉というものがあります。
忌み言葉とは、縁起の悪い言葉や漢字、言い回しのことです。若い人は気にする人はいませんが、まだまだ年配の方は気にする人が多いので気を付けることが重要です。
ではどんな言葉が忌み言葉になるのでしょうか?
夫婦の別離を連想させる言葉
- →別れる・切る・離れる・帰る・終わる・破れる・割る・去る・飽きる・捨てる・冷える・壊れる・消える・降りる・枯れる・嫌う・浅い・おしまい・ほどける 等
再婚を連想させる言葉
- →戻す・繰り返す・再び・再度・二度 等
不幸、不吉、死を連想させる言葉
- →痛み・倒れる・忙しい・流れる・滅ぶ・4(四)・9(九)・悲しむ・憂い・シクラメン・シネマ・葬式関係の言葉 等
同じことを繰り返す言葉
- →度々・くれぐれも・皆々様・かえすがえす・重々・いろいろ・またまた・なおまた・しばしば・次々・わざわざ・たまたま・重ね重ね・いよいよ 等
その他控えた方がいい言葉
- →ぶっちゃけ・きもい・やばい・うざい・頑固 等
以上が忌み言葉として扱われるものです。意識していないと、意外に出てしまうような言葉も多く入っているので、スピーチの中に含まれていないかどうか確認しましょう。
締めの言葉は簡潔に
余興で新郎新婦に伝えたいことは、しっかり伝えられていると思います。
その上、更に締めの言葉も長々となってしまうと聞いている方も退屈してしまいます。
また、締めの言葉が長すぎると余興で行った内容がなくなってしまうので、注意しましょうね。
なので、締めの言葉を考える際には”簡潔に”というところを重視して考えます。
「おめでとう」の言葉は忘れずに
締めの言葉で重要なのが、”簡潔に”ということと”おめでとう”を忘れないということです。
おめでとうというフレーズが入っていれば余興の締めの言葉としては十分です。
例えば
とたったこれだけでもOKなのです。
また、もう少しかしこまった雰囲気にしたい場合には
といった感じにして必ず”おめでとう”を入れることを意識してみてくださいね。
まとめ
どうしても余興を頼まれると、余興の内容ばかりに意識がいってしまい締めの言葉まで考えることを忘れてしまうかもしれません。
しかし、今回紹介したポイントをおさえないと、せっかく素敵な余興をしても台無しになってしまいます。
本当に簡単な文章で十分締めの言葉になるので、ポイントを意識して必ず事前に締めの言葉まで考えて本番に臨んでくださいね。