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2015年 秩父屋台囃子の太鼓が魅力の秩父夜祭情報
秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭りに数えられ、江戸時代の寛文年間から続く約300年の歴史あるお祭りです。
今回はこのイベントの屋台情報や魅力の1つでもある囃子・太鼓についてご案内していきます。
2015年 秩父夜祭の日程
秩父夜祭は秩父神社の例大祭で、毎年12月2日と3日に開催されます。
2日が宵宮で12時~20時、3日が大祭で朝9時~翌未明まで開催されます。
開催場所秩父神社とその周辺で、アクセスは秩父鉄道秩父駅から徒歩3分、西武秩父線西武秩父駅から徒歩15分となっています。
また、初日は19時~20時の間、花火大会も開催されます。
秩父夜祭の見どころ
秩父夜祭の見どころは、大祭の3日の18時からスタートする秩父神社から御旅所まで、約1キロにわたって町を練り歩く御神幸行列。
ここに登場するのが提灯が飾られた山車でその曳き回しはとても見応えがあります。
山車には絢爛豪華な屋台と笠鉾とがあり、国重要有形民俗文化財にも指定されています。
屋台は宮地(みやぢ)、上町(かみまち)、中町(なかまち)、本町(もとまち)の4基、笠鉾は中近(なかちか)、下郷(したごう)の2基。
最大20トンもある屋台と笠鉾を御旅所への急な坂を引き上げる様子は迫力満点。
お祭りのクライマックスに相応しく最高潮を迎え、見物客とともに大変な賑わいを見せます。
こちらが過去の様子の動画です。
まさに見物客と町が一体となって盛り上がりを見せている様子が伝わってきます。
屋台歌舞伎
その他にも秩父夜祭では屋台歌舞伎とよばれるイベントも見どころの一つ。
4台の屋台は左右に張り出した舞台を飾っている全国でも珍しいスタイル。
屋台歌舞伎は4台の屋台が、毎年当番制で披露しており3日の午後に見ることができます。
また、長唄に合わせて踊りを披露する「曳き踊り」も楽しむことができ、この行事は国指定重要無形文化財になっています。
秩父屋台囃子
そして、このお祭りを盛り上げるために欠かせない存在として知られるのが秩父屋台囃子。
これは埼玉県秩父地方に広く親しまれているもので、古くから祭りで演奏されてきたお囃子です。
これは笠鉾・屋台を曳く数百人の曳き子とよばれる人たちのリズムを整える役割があり、大太鼓と小太鼓のリズムでその呼吸と整えます。
笠鉾・屋台が前進するときには小太鼓のリズムで、坂道に駆け上がるときには大太鼓が響き渡り、太鼓のドンドンという音がより一層盛り上がりを見せます。
まとめ
屋台と笠鉾の違いを素人が見分けるのはやや難しいものですが、一目で見分けるポイントに水引幕と後幕があるのが屋台で、ないのものが笠鉾になります。
じっくりと見てみると、その違いに気が付くことができるでしょう。