年越し蕎麦って いつ食べる?
いよいよ大晦日ですね。
我家はフランスに親戚がいるので、お出かけが恒例なんですが、今年に限ってはエボラ出血熱が怖いからということで日本で年越しを迎える予定です。
年越しといえば、年越し蕎麦なんですがフランスから遊びにきてる従姉弟たちにわかるようにちょっとしきたりなどをまとめてみました。
年越し蕎麦とは
12月31日(大晦日)に食べるのが風習となっている日本の文化で、これが定着したのは江戸時代といわれています。
『今年一年の災厄を断ち切る』ということで、厄払いの意味があるそうですが、蕎麦はうどん等の他の麺類と比べて切れやすいからという理由でそばを食べるそうです。
確かにうどんやラーメンは小麦粉で、蕎麦はそば粉からという原料の違いか切れやすいって感覚ありますよね。
記録によると、1814年には江戸で年越し蕎麦を食べる風習が既に確立されていたようです。
薬味にも意味が!
外でお蕎麦を食べるときにも必ずついてくるのがネギですが、これには労う(ねぎらう)という意味もあるそうで、日本の風習となっている食べ物には色々と意味があってなかなか深いですよね。
食べるタイミング
食べるタイミングは先述の通り、大晦日なわけですが食べるのは夜ご飯にというのが慣例となっているようです。
ですが、うどん県という名もすっかり定着してきた感がある香川県では地元の讃岐うどんを食べるという家も多いそうです。
讃岐うどんに対する愛が感じられますが、そばより切れにくいからちゃんと厄災を断ち切れてるのかなと心配にもなってしまいますね。
他にも大晦日ではない日にそばを食べて、大みそかは別の物という地域もあるそうなので、全国的に全て同じというわけではなさそうです。
どんなおそばを食べる?
年越し蕎麦と検索をして出てくる画像を見ていると分かる事ですが、基本的には天ぷらそばを食べる家が多いようです。
時期的にも寒い時期ですし、今年は特に全国的に雨や雪の予報となっていますので暖かいお蕎麦の方が美味しいですよね。
ですが、蕎麦通の人に聞いてみたところ、新そばは10月下旬~11月下旬の時期に出荷されるから、蕎麦の味を楽しみたいならば、冷たいお蕎麦で!なんだそうです。
確かに冷やしなめこ蕎麦とか冷やし山菜蕎麦も捨てがたいですよね。
いい年を迎えましょう!
2014年は皆さんにとってはどんな1年でしたか?
いい1年だった!という人も悪い1年だったという人も2015年はいい年になったらいいですよね!
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