うるう年の2月29日生まれの人 誕生日はいつになる?
2月といえば、うるう年には29日まであるけれど、普段は28日まで。
あれ? 29日に生まれた人って、うるう年以外は誕生日どうするの?って疑問に思ったのでまとめてみたよ!
うるう年のおさらい
うるう年は約4年に1回だよ。
そして、うるう年のルールは以下の条件を満たすものになるよ。
- 西暦の年が4で割り切れる年は原則として「うるう年」
- ただし、100で割り切れたら「平年」とする
- しかし、400で割り切れるなら「うるう年」とする
100で割り切れるとか割り切れないとかそんな話もあるけれど、これを読んでる人は2100年まで生きていないと思うので、ざくっと4で割り切れるかどうかで基本的にはオッケー
うるう年がある理由とルールの解説
太陽暦は地球が太陽の周りを回る周期を元に作られてるんだけれど、微妙にピッタシの数字じゃなくて約365.2422日で太陽の周りを1周してるよ。
0.2422日というのは、0.2422×24時間で5.808時間となって、まぁこれが約6時間ってことで4年に1度の理由だよ。
でもでも、0.2422日だから、4年に1回作ればいいってなるとまたこれでズレが出ちゃうんだよね。
本当は0.9688日なのに1日増やしてるから、0.0312日分多いってことになるよね。
というわけで、これを4で割ると1年あたり、0.0078日余る!って計算になるわけだよね。
100年に1度修正をしよう!
余るのをなんとかしないとってことで、1年あたり0.0078日だったのが100年にもなると0.78日余ってしまうことになるよね。
だいたい1日ずれてしまうってことで、今度は100年に1度1日減らすっていうルールを適用するよ。
これだと、100年で0.22日、1年換算すると0.0022日、だいたい3分くらいが足りなくなっちゃうので、また修正が必要になるよね。
400年に1回の修正をするよ!
めんどくせ~ってここまで来ると思っている人もいるかもだけど、もうちょっとお付き合いをお願いします~
100の倍数はうるう年じゃなくすると言ったけれど、これじゃ足りないってことになるので、400の倍数のときはうるう年にするというルールを適用するよ。
0.0022日足りなくなっているのは、400年分で換算すると、0.88日で約1日が足りなくなっちゃうよね。
なので、400年に1回1日追加すれば、誤差が0.12日ってことになるよね。
この誤差はどれくらいかっていうと、400年で、0.12日余るから、1年換算で0.0003日余ることになるよ。
で、0.0003日というのはどれくらいかっていうと、26秒ってことになりました。
でも、ずれてるし…
でも、ずれてるだろ~って言われちゃうんですが、地球が太陽の周りを回るのにかかる時間って実は毎年同じってわけじゃなくて、毎年365.2422日で回ってるわけじゃなくて、あくまで回るときの平均の日数ってことになってるよ。
なので、ここまで説明しておいてなんだけど、26秒くらい誤差誤差!ってことで今のうるう年のルールができました!

By: Masahiko Satoh
誕生日はいつになる?
さてと、うるう年にだけ存在する2月29日に産まれた方どんな理由であなたの産まれた日が決まったかお分かり頂けたでしょうか~
スゴイ日に産まれたって事でちょっと自慢出来ちゃうよね。
でも、問題なのは戸籍上で4年に1度しか年を取らないの?って事だよね。
4年に1度しか年を取らないと、周りが20歳になってもまだ幼稚園に通うなんてことにってわけはありえなくて、うるう年生まれの人は法的にみなし誕生日という物が適用されて、うるう年でもそうじゃなくても、毎年2月28日24時に1歳年を取るという事になってます。
まとめ
法的には2月28日24時に1歳年を取りますって言われても、誕生日をお祝いするときに前日にするか後日にするかって、ケーキの予約もあるし大事だよね。
延々と説明をしてみましたが、2016年にはまたこのちょっと法的にめんどくさい日に産まれてしまう子が出ちゃうんだよね。
お父さんお母さん、その際にはこっそりとうるう年の秘密を教えてあげてください~