珍現象勃発中! プロ野球の貯金、借金とはどういう意味?
史上初の快挙!? 昨日、ヤクルトと阪神が負けたためにセ・リーグは全チームが借金を抱えることになりました!
って言われて話題になっていてもプロ野球について詳しくない人には何のことやら…
負け越しているのに首位という珍現象を生んだ元凶ともいえるソフトバンクファンのリオが解説していくよー
プロ野球における貯金と借金の意味
プロ野球は2015シーズンは143試合で行われているよ。
ただ、この143試合のうち18試合が交流戦というのが今シーズンです。(来シーズンも同じ予定)
それで、シーズンの試合を消化していく中でいくつ勝ち越しているか、いくつ負け越しているかを貯金借金と表記しているよ。
- 勝ち越し数=貯金
- 負け越し数=借金
まずはこうやって理解してね~
実例
実例はこんな感じ! 別に中日が嫌いとかじゃなくて、記事の時点で最下位に沈んでいたのでサンプルにさせてもらいましたー
パ・リーグ首位 ソフトバンク 45勝26敗3分け ⇒ 貯金19(引き分けは計算に入れない)
セ・リーグ最下位 中日 33勝42敗1分け ⇒ 借金9(引き分けは計算に入れない)
どうして、セ・リーグが全チーム借金なの?
ここまでの話で貯金、借金という意味は分かってもらえたと思うんだけれど、どうしてセ・リーグが全チームが借金という珍現象が発生しているのかっていうと、さっきも出てきた交流戦でパ・リーグに大負けしたから!
今シーズンの交流戦の結果はというと…
セ・リーグ44勝:パ・リーグ61勝ということで、セ・リーグが貯金17個分をパ・リーグに献上してしまいましたー
- 阪神 10勝8敗 ⇒貯金2
- 広島 9勝9敗 ⇒貯金借金なし
- ヤクルト 8勝9敗1分け ⇒借金1
- 中日 7勝10敗1分け ⇒借金3
- 巨人 7勝11敗 ⇒借金4
- DeNA 3勝14敗1分け ⇒借金11
なので、セ・リーグ全体で負け数が多くなっているということで、首位のチームでも借金があるという現象が発生しているよ。
交流戦を抜いた順位を確認しておこう
今日の時点でのセ・リーグの順位はこうなってるよ。
- ヤクルト 37勝38敗1分け ⇒借金1
- 阪神 36勝37敗1分け ⇒借金1
- 巨人 37勝39敗 ⇒借金2
- DeNA 36勝38敗1分け ⇒借金2
- 広島 35勝37敗1分け ⇒借金2
- 中日 33勝42敗1分け ⇒借金9
交流戦を抜くと
- DeNA 33勝24敗 ⇒貯金9
- 巨人 30勝28敗 ⇒貯金2
- ヤクルト 29勝29敗 ⇒貯金借金なし
- 広島 26勝28敗1分 ⇒借金2
- 阪神 26勝29敗1分 ⇒借金3
- 中日 26勝32敗 ⇒借金6
現状をざっくりとまとめてみると
- DeNA リーグで貯金9個を作るも交流戦で借金11個なので、借金2
- 巨人 リーグで貯金2個だけど、交流戦で借金4なので、借金2
- ヤクルト リーグ内では貯金借金なしだけど、交流戦で借金1なので、借金1
- 広島 リーグ内で借金2、交流戦ではなしなので、借金2
- 阪神 リーグ内で借金3、交流戦で貯金2つなので、借金1
- 中日 リーグ内で借金6、交流戦で借金3で合計借金9
あれっ 混戦って言ってるけれど、実際は中日の1弱!?
まとめ
このまま混戦が続いた場合、借金があるのに優勝という珍現象が起きる可能性もあるよー
でも、その場合はパ・リーグファンとしては日本シリーズ(セ・リーグ優勝とパ・リーグ優勝チームが日本一をかけて対戦)ってやる意味あるの?って思ってしまったりー
ソフトバンクの応援もするけれど、混セといわれるセ・リーグの現状を高みの見物で見守っていきたいと思いまーす。