初詣 伊勢神宮の駐車場を賢くチョイスする裏ワザ
伊勢神宮に初詣に訪れる人は毎年50万人ともいわれており、
伊勢神宮の内宮と外宮をお参りする「お伊勢まいり」は、まさに日本を代表する初詣のスポットとして知られています。
しかしながらやはり初詣の悩みの種といえば駐車場の混雑。
今回はそんな伊勢神宮の駐車場をうまく見つける方法や満車の際の裏ワザなどをご紹介していきます。
少しでも伊勢神宮の駐車場を賢く利用するためには
伊勢神宮は近年の参拝者の増加の影響を受けて、周辺の交通整備も少しずつ進められてきています。
伊勢神宮エリアが近づいてくるとよく見かけるのが、駐車場の混雑具合を示す電光掲示板の標識。
幹線道路にはこの掲示板がいくつかあるので、まずは駐車場の混雑具合をこの標識でよく確かめるようにしましょう。
また多少、伊勢神宮から離れている場合であっても、初詣の際には駐車場の場所はチョイスできないという心構えも大切。
空車があるところを見つけたらすぐに駐車する決断力も必要です。
また伊勢神宮の参拝者のピークは朝9時前後となりますが、初詣の時期は時間帯を問わず17時頃までは終日混雑をしています。
やはり少しでも混雑を避けたい方は、早朝の時間を選ぶのも裏ワザの一つ。
駐車場に余裕があるだけではなく参拝客も少ないため、ゆっくりとした初詣の時間を過ごすことができるでしょう。
初詣の伊勢神宮周辺の駐車場
伊勢神宮の駐車場はいくつかに分かれています。
もっとも利便性の高い駐車場は内宮宇治橋前の内宮A駐車場、次いで内宮から800メートルほど離れた内宮B駐車場になります。
しかしながら年末年始は交通規制が行われているため、内宮A駐車場へは一般車は利用できません。
ただし身体が不自由で歩行困難な方や障害手帳を持っている方であれば、宇治浦田町交差点で警察官または警備の方に、障害者手帳もしくはおもいやり駐車場利用証を提示することで内宮A駐車場へ通行可能となります。
初詣には通常よりも多くの参拝客が見込まれることがから近隣の臨時駐車場がオープンします。
伊勢神宮からは少し離れてしまうものの、臨時駐車場をはじめから狙っていくのも裏ワザの一つ。
伊勢神宮周辺には主に4つの臨時駐車場があり、初詣のシーズンにはグリーントピア(660台)、陸上競技場(220台)、五十鈴公園球技広場(220台)、神宮工作所(330台)がオープンします。
それぞれ内宮まで徒歩で15~20分の距離となっていますが、台数にも余裕があるため専用の駐車場よりも停めやすい利点があるといえるでしょう。
無料のシャトルバスを利用して伊勢神宮へ
また臨時駐車場も満車の場合には、無料シャトルバスの利用できる「三重県営サンアリーナ駐車場」を狙ってみるのもおすすめです。
伊勢神宮では初詣のシーズンには、ここに一般車両を駐車し無料のシャトルバスに乗り換えて伊勢神宮周辺まで送迎する「パーク&バスライド」という交通対策を行っています。
以前は内宮A駐車場を乗降場としていましたがスペースが狭いことから、現在では内宮B駐車場をシャトルバスの乗降場としています。
距離こそは離れていますが、シャトルバスの本数も多くさほど不自由を感じずに利用することができます。

By: Kentaro Ohno
まとめ
初詣のシーズンになると、伊勢神宮周辺には臨時駐車場も含めれば数こそはあるものの、交通規制や混雑により、なかなか車が進まないことも少なくはありません。
せっかくの初詣であるからこそ、敢えて少し遠い駐車場をチョイスすることも混雑を緩和できる裏ワザの一つ。
ゆっくりと余裕を持って参拝してこそ、きっとよりより一年のスタートができることでしょう。