初詣 関西エリア 兵庫県の穴場な神社・仏閣
関西エリアの兵庫県といえば神戸が有名な都市として知られていますが、お正月のシーズンには県外からの旅行者も多く、少しでも初詣の混雑を避けてゆっくり参拝したいと考えている方も多いことでしょう。
今回ご紹介する2つの神社は、一つは都会にありながらも参拝客が少ない穴場な神社、もう一つは観光も兼ねて楽しめる淡路島にある神社です。
ゆったりとした気持ちで参拝をすれば、きっとよりよい一年のスタートができることでしょう。
おのころ島神社
兵庫県といえば都会的な神戸のイメージが強いですが、実は自然豊かな淡路島にも初詣におすすめの穴場な神社がいくつかあります。
その一つが「おのころ島神社」とよばれる神社で、お正月の旅行をこのエリアに計画されている方の初詣にもおすすめの神社です。
おのころ島神社のシンボルといえば、平安神宮、厳島神社と並び「日本三大鳥居」の一つに数えられる大きな鳥居。
その高さは21.7mにも及び、なんともいえない厳かな雰囲気に包まれています。
ご祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を主祭神とされており、穴場なスポットであるにもかかわらず日本の由緒正しき神に参拝できることも魅力の一つです。
健康長寿、良縁、夫婦円満、安産などのご利益があるといわれており、風光明媚な環境の中でゆっくりとした気持ちで参拝できることは、何よりの魅力といえます。
アクセスは神戸三ノ宮駅からバスで70分、もしくは神戸淡路鳴門自動車道西淡三原ICから県道126号を経由し、県道66号を掃守方面へ車で約10分。
祇園神社
兵庫県の初詣に人気のスポットには、毎年何万、何十万の人たちが訪れて賑わいを見せる反面、混雑は避けられないのが難点ともいえます。
そんな中、毎年3が日の参拝客が約3,000人といわれる穴場な神社が神戸市兵庫区上祇園町にあり、その名前も「祇園神社」とよばれ広く親しまれています。
京都の八坂神社と同じ祭神「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」を祀る神社で、ご利益には疫病退散、水難除け、厄除けなどが知られています。
JR神戸線三ノ宮駅からバスで15分、平野下車、徒歩5分の場所にあり、駐車場は5台しかないため、初詣には公共交通機関の利用がおすすめです。
境内の規模こそは小さいものの、元旦には、歳旦祭や氏子繁栄祈願祭とよばれるイベントが開催され、甘酒なども振る舞われます。
境内へはやや急な階段を上っていきますが、その分神戸市街を一望することができるのも魅力の一つ。
初詣の参拝を終えた後に、冬の澄み切った青空の下に活気あふれる神戸の街並みを一望すれば、観光気分をも味わうことができることでしょう。
まとめ
兵庫県はモダンで都会的な神戸から、瀬戸内海のエリア、自然が豊富な淡路島に至るまで、その魅力は広範囲にわたっています。
その分参拝できる神社も多いことは魅力の一つですが、敢えて中心部の神戸から離れてみたり、
人気スポットを避けてみることで混雑を避けてゆっくりと参拝することができるでしょう。