大学 補欠合格の仕組み 連絡をこうして待とう!
大学受験のシーズンですね。
私もかれこれ10年近く前になりますが、受験生でした。
そのとき1番仲良しだった友達が補欠合格で3月になるまで大学生になれるの? なれないの?ってな感じで不安そうだったのを今でも覚えています。
勉強で忙しい受験生がサクっと補欠合格の仕組みを分かるようにまとめてみました。
補欠合格は正規合格チャンスがある?
まず、受験生が1番気になる事は補欠だけど、晴れて4月から憧れの大学に行くことは出来るのかなですよね。
はっきりと言うと、可能性はあります!
例えば、早稲田大学のある学部では2013年の入試結果では122人の補欠者から合格となった人が40人いたというデータがあります。
他の学部でも、もちろん補欠合格者が出ているというのが現状です。
2013年 早稲田大学の補欠合格人数
- 法学部 40人
- 教育学部 84人
- 商学部 27人
- 社会学部 118人
- 文化構想学部 78人
- 文学部 45人
- 人間科学部 108人
- スポーツ科学部 51人
2013年 慶應義塾大学の補欠合格人数
- 文学部 142人
- 経済学部 218人
- 法学部 23人
- 商学部 181人
- 医学部 50人
- 理工学部 0人
- 総合政策学部 0人
- 環境情報学部 0人
- 看護医療学部 5人
- 薬学部 90人
これからも分かる通り、大学・学部によってどれだけの人数が補欠合格になるかは年度によっても異なりますが、ある程度はいるというのが実情です。
補欠合格の方式
補欠合格の方式は、大きく分けると3つの方法があります。
- 正規合格者の発表と同時に、補欠合格者が発表される。そして、補欠合格者は、正規合格者の欠員に応じて、順次正規合格扱いに繰り上げられる。【補欠合格者の中での自分の順位が分かる】
- 正規合格者の発表と同時に、補欠合格者が発表される。そして、補欠合格者は、正規合格者の欠員に応じて、順次正規合格扱いに繰り上げられる。【補欠合格者の中の自分の順位がわからない】
- 正規の合格者が入学を辞退した場合にその代わりとして順次補欠合格扱いとする旨のことが受験者に通知される(改めて補欠合格者が発表される場合もある)。
まずは自分の受験した大学がどの形式なのかを知る必要があります。
1や2の場合はまず補欠合格という枠に入ってなかった場合は可能性がないという事になります。
そして、1の場合は自分の順位が分かるので、上位にいればいるほど、合格の確率があがります。それに対して、2の場合は自分の順位が分からないので、いつ繰り上げ合格となるかが分かりません。
3の場合ですが、不合格と思っていたら、突然、補欠で合格となりましたという連絡がきます。
補欠合格の見込みですが、偏差値で上位の大学や人気がある学部ほど辞退者が出る可能性は少ない傾向にあります。
通知の方法は
通知方法は大学ごとに異なるので、募集要項などをもう1度確認してみてください。おそらく、そこに補欠合格についても何らかの情報が出ているはずです。
他にも、大学のホームページにも出ている可能性があるので、そちらもチェックするようにしてみてください。
補欠合格の方式の1番や2番の場合には合格発表の際に補欠合格という通知がありますので、そちらに正規合格になる際の注意書きなど説明があるはずですので、確認をしてみてください。
正規合格の連絡は
正規合格の連絡は電話で来るという事が多いので、受験の際に連絡先と緊急連絡先として書いた電話番号のどちらかは出れなくても、大学の職員の方が留守電を残せるように留守電が使えるようにしておいてください。
電話連絡はいつくらいに来るかという事ですが、こちらは正規合格者が入学手続きをする期日というのが募集要項に出ている可能性がありますので、その期日以降に順次、対象者へ連絡が入る仕組みですので、期日以前に連絡が来るという事は通常ありません。
まとめ
不安が付きまとって眠れないということもあるでしょうが、可能性はゼロではないという事で「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちでいましょう。
まずは補欠合格の方式を確認、その後可能性があるという事でしたら、電話連絡が受けられるように留守電サービスの確認をしておきましょう。
春から憧れの大学で、大学生になれることを祈ってます。