2015年 浜松まつり 日程と交通規制情報
浜松まつりは東海地方最大のお祭りともいわれ、毎年ゴールデンウィーク期間中に行われる大きなお祭りです。
子供から大人まで楽しめる凧揚げ合戦や、夜の町を練り歩く絢爛豪華な御殿屋台など、多彩な内容で楽しませてくれます。
今回はそんな浜松まつりの詳細についてご紹介していきます。
浜松まつりの歴史
浜松まつりは毎年5月3~5日の日程で開催され、2015年もこの期間に行われる予定となっています。
浜松まつりの起源は一説によると、今から約450年前に当時の浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝い、凧を高く揚げたことがそのはじまりとされています。
お祭りの期間中は、約100万人以上のもの観光客が訪れる日本有数のお祭りとして親しまれています。
昼間に開催される凧揚げ合戦と、夜の御殿屋台は、浜松祭りのメインイベント。
その他にも郷土芸能、吹奏楽パレード、ミス浜松まつりコンテストなども同時開催されます。
凧揚げ合戦
このお祭りのハイライトとして知られているのが中田島凧揚げ会場で行われる、凧揚げ合戦です。
3日と4日は午前10時~午後15時まで、5日午後12時~午後15時まで行われます。
まずは花火の合図とともに、大凧がいっせいに五月の澄んだ空に舞い上がります。
会場は遠州灘を臨む中田島砂丘に位置しており、色鮮やかな凧が舞い上がる光景を見ることができることも、このイベントの醍醐味。
この凧揚げ合戦は町単位で参加し、その町に誕生した子供の誕生を祝う意味も込められています。
それぞれの凧印に子供の名前と家紋を書き入れた大凧を揚げます。
この凧揚げ合戦の見所は、太さ5mmの糸を互いに絡ませ、摩擦によって相手方の糸を切ることにあります。
風を利用し、腕の見せどころでもあるこの合戦のハイライト。
この摩擦によって糸が切れると、焦げたにおいが漂います。
まさにたくさんの観光客の興奮やどよめきが起こりながら、イベントは大変な賑わいをみせます。
御殿屋台とは?
夜は中心市街地で絢爛豪華な御殿屋台が行われます。
5月3日~5日の午後6時半から午後9時まで開催されます。
これは各町がた絢爛豪華な彫物や堤灯で飾り付けられた83台の御殿屋台が、三味線、鼓、笛、太鼓のおはやしとともに町を練り歩くイベントです。
おはやしと太鼓のリズミカルな音が、浜松の町に響き渡り、夜の町に美しく光る御殿屋台は、まさに幻想的な光景で観客を魅了しています。
浜松まつり期間中の交通規制
浜松まつり期間中は交通規制があるので、注意が必要です。
主に2カ所あり1つは、国道1号線以南の中田島会場周辺。
駅周辺駐車場もしくは飯田公園臨時駐車場から中田島会場行きのシャトルバスを利用してアクセスするようになっています。
2つ目は市中心部で、御殿屋台引き回しがはじまる夕刻から規制になります。
まとめ
浜松まつりの見所は、祭礼ではなく市民や町が一体となって参加できるお祭りであることにあります。
子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむことができることもその魅力の一つといえるでしょう。