2015年 富山の山王祭 その日程や交通規制情報
富山に古来から伝わる山王祭は、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむことができる地域に根付いたお祭りです。
今回は富山市民に古くから親しまれてきた山王祭の詳細についてご紹介していきます。
富山の山王祭の日程やその場所
山王祭は、毎年5月31日~6月2日の間で開催される日枝神社春季例大祭です。
古くから「山王さん」の名称で呼ばれており、富山市民にとって、とても身近なお祭りとして親しまれています。
毎年約20万人が訪れ、多くの人たちで賑わいをみせています。
山王祭は、富山藩2代藩主前田正甫が、神輿2基を寄進したことがその始まりといわれており、富山城下の総産土(うぶすな)祭として、城下町が一体となって盛り上がりをみせてきた歴史あるお祭りです。
開催場所は、市内電車西町駅から徒歩3分の日枝神社とその周辺となります。
また期間中は、日枝神社周辺の大田口通りや山王町通りは車両規制が行われるので注意が必要です。
山王祭に伝わる迷信
山王祭という名称のお祭りは全国各地で開催されており、中にはカップルで訪れると別れるという迷信のある山王祭もあるようです。
しかしながら、ここ富山の山王祭は、そのような迷信はあまりないようなので、カップルで訪れても安心して楽しむことができるでしょう。
山王祭のスケジュール
宵祭りの5月30日には神事とこのお祭りが無事に行われる祈願のイベントが開催されます。
巫女による浦安の舞の奉納、神職のお祓い、境内のお祓いなどが行われます。
5月31日と6月1日には神幸祭が行われ、厄払いで知られる獅子舞が登場するほか、日枝神社にてご分霊を迎える儀式を行った神輿が、氏子町全域を2日間に分けて練り歩きます。
氏子神輿は、氏子町を勢いのある掛け声とともに練り歩きますが、子供神輿は大手町から繁華街を通って神社まで練り歩きます。
山王祭の魅力とは?
山王祭の開催期間中は、数百件の露店が辺り一帯にずらりと軒を並び、夜遅くまで大勢の人々で賑わいます。
中にはお化け屋敷、瀬戸物や植木の店などのユニークな露店もあり、子供から大人まで幅広い年齢層が楽しむことができます。
また特別奉納行事として、県内外各地の祭りや民俗芸能などを招き、観光客を楽しませるたくさんのイベントが開催されています。

By: Yusuke Kawasaki
まとめ
山王祭はグルメ以外の露天が豊富にあり、老若男女の問わず楽しむことができます。
特にお化け屋敷などの特設コーナーもあり、ファミリー層やカップルにもお勧めのお祭りといえるでしょう。