マチュピチュの気温やそれに相応しい服装とは?
マチュピチュは1911年、密林の中から発見されたインカ帝国最大の大遺跡です。
ウルバンバ川に囲まれた断崖絶壁に位置しており、自然の中に浮かびあがる空中都市はその幻想的な光景で多くの人を魅了しています。
標高が高い場所にあることから、旅行の準備にはより一層の配慮が必要です。
今回はマチュピチュの気温や、それに相応しい服装などについてご案内していきます。
マチュピチュの気候は?
ペルーは南米大陸のほぼ中央部に位置しており、日本のように四季はなく乾季と雨季の2つに分かれています。
またペルーは地域によって気候が大きく異なり、主にコスタ(海岸地帯)、シエラ(山岳地帯)、セルバ(森林地帯)と大きく3つの地域に分けられ、マチュピチュはシエラに属しています。
南半球にあるため季節は日本と反対で10月~4月が夏になります。
マチュピチュのベストシーズンはいつ?
ペルーのマチュピチュのベストシーズンは乾季にあたる5月~8月。
雨季は11月~3月となりますが、雨季には雨の対策は念入りに考えて旅の用意をするようにしましょう。
マチュピチュは標高2,280メートルとかなり標高の高い場所に位置しています。
標高が高いため、気温は平均して低いのがその特徴です。
年間を通して最高気温は20度前後、最低気温は5度前後となっています。
日本の春のような季節をイメージすると分かりやすいでしょう。
マチュピチュを楽しむための服装とは?
マチュピチュはクスコの高原地帯から熱帯雨林に差し掛かったところにあります。
そのため雨季にマチュピチュに行く場合には、高い確率で雨になります。
ただし一日中降るのではなく降ったかと思ったらすぐ晴れたりと、よく天気が変わるのがその特徴です。
日中は日差しが強いため気温も上昇しますが、朝晩はとても冷え込むのが服装には注意が必要です。
朝と晩の寒暖差が激しいので、服装は日中Tシャツ、夜は長袖シャツやトレーナーがあるとよいでしょう。
また雨季にはレインジャケットまたはウィンドブレーカーは必須アイテムです。
日中はとても陽射しが強いので、サングラス、日焼け止め、帽子などは必ず用意していくようにしましょう。
また観光には滑りやすい箇所も多々あるので、履き慣れたスニーカーがお勧めです。
まとめ
マチュピチュは標高の高い場所にあることから、登山をイメージした服装を用意すると分かりやすいでしょう。
ただし乾季の場合であっても急なスコールが発生することもあるので、雨具は常に持ち歩くようにするのがお勧めです。