ボリビア ウユニ塩湖のベストシーズンは雨期?
ウユニ塩湖は、様々な条件が揃うことで「天空の鏡」とよばれる幻想的な風景を楽しむことができる観光スポット。
その美しさは多くの人を魅了しています。
観光を楽しむためには、ベストシーズンをチョイスすることも重要な鍵となります。
今回はウユニ塩湖の気候やベストシーズンについてご紹介していきます。
ウユニ塩湖の気候と気温
標高3800メートルにあるウユニ塩湖では、通年を通してあまり気候の変化は見られないものの、朝と夜の寒暖差が大きいことがその特徴です。
年間を通して最高気温は20度前後、最低気温は10度前後となっています。
ウユニ塩湖のベストシーズン
ウユニ塩湖のベストシーズンは12月~3月の雨季のシーズン。
水鏡とよばれる美しいウユニ塩湖を楽しみたい場合には、1月~2月の時期が特にお勧めです。
雨季には塩原の表面に薄く雨水がたまり「天空の鏡」と呼ばれる巨大な水たまりができ、それはまさに周囲の景色を線対称に映し出す「水鏡」。
これはウユニ塩湖は地球上で最も平らな大地といわれており、その広大な大地の高低差はわずか50センチ。
この高低差の少ない塩湖であるからこそ、世界で類を見ない絶景に出会うことができるのです。
それには様々な条件が揃うことが必要で、前日に雨が降らず水が塩湖に張っていること、当日は晴天であること、当日は無風であることがもっとも美しい水鏡を見るための条件といわれています。
つまり、雨季でありながらも降水量が多かったり、風が吹いているときれいなウユニ塩湖を見ることはできないのです。
雨季でありながらも晴天の日を狙わなければならないため、余裕を持ったスケジュールを組むことがお勧めです。
ベストシーズン以外のウユニ塩湖の楽しみ方は?
4月~11月は乾季にあたり、雨季に見られる「天空の鏡」をほとんど楽しむことはできません。
しかし、乾季はとても晴天率が高く、高い確率で美しいウユニ塩湖を楽しむことができます。
地平線まで壮大に広がる塩原の大地と、青い澄んだ空のコントラストが圧巻の景色で楽しませてくれます。
また乾季は車で塩原に乗り入れることが可能となり、ジープで真っ白な大地を駆け抜ける爽快なドライブを楽しむことができます。
また晴天率が高いことから夕日や星空の鑑賞にはベストな条件が揃っています。
ウユニ塩湖の周辺には、人工的な明かりが少ないことから特に星空観賞には理想的。
乾季には南半球の星空を満喫することができることも、その魅力の一つです。

By: psyberartist
まとめ
ウユニ塩湖のハイライトは雨季に楽しめる「天空の鏡」といわれていますが、それ以外のシーズンであっても美しい幻想的な光景を楽しむことができます。
ただし雨季のシーズンは荒天の日もあり、余裕を持ったスケジュールで旅の計画を立てることがお勧めです。