京都 新撰組ゆかりのスポット巡りガイド
新撰組や幕末の歴史ファンにとって、京都で新撰組のゆかりの地を訪ねる計画されている方も多いことでしょう。
今回ご紹介するのは、新撰組ゆかりのおすすめスポット。
その詳細やおすすめのコースをお伝えします。
新撰組の京都最後の屯所
京都駅から徒歩10分にあるリーガロイヤルホテルの入り口には、ひっそりとした史跡があります。
ここは新選組最後の屯所である「不動堂村屯所跡地」であったのではないかといわれています。
また一説には堀川通りを挟んで東側、今の資生堂ビルの辺りという説もありますが、いずれにしてもここが新選組にとって京都最後の屯所であったことは間違いないでしょう。
新撰組の前身である「壬生浪士組」が駐屯した屋敷
阪急京都線大宮駅より徒歩6分の場所にある「新選組屯所跡」。
新撰組の前身である「壬生浪士組」が駐屯した八木源之丞のお屋敷です。
以前は非公開とされていましたが、最近見学ができるようになり、芹沢鴨が暗殺された際に付いたとされる刀傷はその見所の一つです。
案内人の解説を聞きながら見学をするスタイルとなっており、まさに通な方のお話を聞きながら見学を楽しめるファンにはたまらないスポットです。
ファンにはたまらない新選組隊士11名の墓がある「壬生寺」
「新選組屯所跡」の近くにある「壬生寺」は、近くに屯所があったことから新撰組隊士の砲術や剣術の場所とされていた場所です。
境内には新選組隊士の墓「壬生塚」があり、芹沢鴨など隊士11名の墓があります。
またもう一つの見所に近藤勇胸像があり、ファンにはたまらない写真スポットとなっています。
観光スポットでも楽しめる新撰組ゆかりのスポット
観光スポットとしても人気が高い京都御所には、長州藩が起こした禁門の変の舞台となった蛤御門があります。
蛤御門には当時の弾痕が残されており、その衝突のすさまずしさを物語っています。
また壬生で手狭になった新撰組隊士が屯所を移した、新選組の二番目の屯所といわれる場所こそが西本願寺です。
慶応元年に西本願寺の北集会所と太鼓楼に屯所を移し約2年間を過ごした場所といわれています。
新撰組スポットの巡り方
新撰組のスポットはマイナーなものも含めれば、たくさんの数があります。
そこで起点となる駅を決めて巡り方を決めてみるとよいでしょう。
特にお勧めの場所には、阪急大宮駅近くを巡るコース。
新選組屯所跡、壬生寺、西本願寺があり初心者にはとてもお勧めです。
また京都駅近くには新選組記念館、島原の角屋、輪違屋、島田魁居住推定地、油小路の変跡などがあります。
いずれのコースも徒歩で巡っても3時間程度のコース。
中には跡地のようなかなりマイナーな場所もあるので、事前にしっかりと細かい場所と特定しておくとよいでしょう。
まとめ
新撰組ゆかりのスポットは、マニアックな場所は通常のガイドブックには紹介されていないことも多々あります。
そのため専門のガイドブックを持参すれば、より新撰組の奥深い魅力を楽しむことができるでしょう。