パスポート用写真 眼鏡を変えてもしまっても大丈夫?
パスポートの写真は、どのようなものを用意したらよいのか分からないという方も多いことでしょう。
今回はパスポートの写真を用意する際の注意点や眼鏡を利用している人はどのようにすればよいのかなど、その詳細についてご案内していきます。
パスポートの写真の大きさ
パスポートの写真は、海外渡航にあたり本人を証明する大変重要なものです。
日本ではこれまで独自の規格のものが使われていましたが、平成18年3月20日にIC旅券が導入されてから、世界の標準規格に合わせることになりました。
パスポートに内蔵されているICチップの顔画像と本人の顔を電子機器で照合されます。
現在パスポートの写真の大きさは、縦45ミリ、横35ミリの大きさで、頭部の上の余白が2~6ミリ以内、頭部から顎までは32~36ミリ以内とされています。
申請者本人のみが撮影されたもの、提出の日から6か月以内に撮影されたもの、正面を向いているものが条件となっています。
眼鏡やコンタクトを使用している場合
パスポートの写真を撮影する際には、目の悪い人はコンタクト、眼鏡などをかけることは許可されています。
ただし、カラーコンタクトやサングラスは不可とされています。
また、眼鏡によって写真が反射している場合には、認められないこともあるので注意が必要です。
眼鏡やコンタクトを使用している人はルールを守っていれば、パスポートの写真は普段自分が身に付けているもので差し仕えありません。
眼鏡を変えたり、紛失してしまった場合
眼鏡をかけているときとそうでない時があると、出入国の手続きの場合に不安を感じる人も多いと思います。
必ずしもパスポートと同じ眼鏡をかけている必要ななく、眼鏡が異なったり、かけていないときでも問題はありません。
あくまでも出入国の際に確認されるのは顔となり、国によっては眼鏡を外すように言われることもごく稀にありますが、頻度としては多くありません。
そのため、眼鏡を買い替えてしまったりしても、問題はありません。
パスポート用の写真で気を付けることは
パスポートセンターでは専用の写真撮影場所があり、当日撮影することもできます。
また、個人で撮影したものも認められていますが、デジカメで撮ったときは写真専用紙を使い、ネガ写真と同程度の画質が必要とされています。
その他にもピンボケがなく、顔が鮮明に分かること、人物の輪郭と背景がはっきり区別できること、影がないこと、サングラス、ヘアバンド、帽子などを身につけていないこと、汚れ、キズ、変色をしていない写真であることが条件となります。
尚、パスポートセンターの写真撮影はやや割高となっているので、スピード写真などを利用することがお勧めです。
まとめ
パスポートの写真はデジタルカメラなどで個人が撮影したものも許可されていますが、規定に沿っていないと当日パスポートセンターではじかれてしまうこともあります。
スピード写真などを利用した方が確実といえるでしょう。