写真で真ん中に写ると魂が抜かれる? 早死する? 理由を徹底解説

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皆さんは記念撮影をする時、三人で写真に写る際にふと頭をよぎる言葉がありませんか?

そうです、真ん中に映った人物は早死にすると言う世にも恐ろしい迷信です…!

ですが、果たして本当にそうなのでしょうか?今回はその迷信の真相を探っていこうと思います。

いつから言われる様になった?

さて、まずは出所なのですが…噂の出所は意外な所にありました。

写真が日本に伝わったのは1848年、坂本龍馬を写した上野彦馬のお父さんである長崎の貿易商・上野俊之丞が始まりと言われています。

しかし、その頃は四角い箱の中に人の形が浮き出るなんて…きっとあの四角い箱に魂が吸い込まれるんだわ!と恐れをなした人々は、『写真とやらを撮ると魂を抜かれるぞ!』と巷で噂が独り歩きしてしまいました。

結局、そこから『写真=魂を抜かれる』の土台が出来上がり、全国にその噂が回る頃には『三人で写真を撮ると真ん中の者は魂を抜かれる』という迷信になっていたそうです。

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何で三人?

何故三人かというと、当時の写真の性能は今に比べて勿論かなり低い物。

なので、三人で写真を撮る際には真ん中の人にしかピントを合わせる事が出来ず、その結果ばっちりと真ん中の人だけは写るのに他の人はぼやけて写ってしまうという現象が起きていました。

その結果、魂を多く抜かれてるからはっきり写ってるのでは!?という解釈が広がって、真ん中に立ってかなり綺麗に写ってラッキーな筈なのに、真ん中程不吉という捉え方をされた事が三人で写る迷信の種明かしの様です。

今でこそ三人で写っても全員の顔認識までしてくれるので特に怖い事だってないのに、当時の人達はかなり写真に対して警戒していたのが伝わってきますねぇ…。

どんだけ怖がられてたの?

まず、根本的に三人で写真を撮りに行こうという猛者が居なかった上に、どうしても三人で写真を撮らなければならない場合は、写真屋さんも気を遣ってなんとぬいぐるみを持たせて三人にならない様な配慮をしてくれていたそうです。

写真屋さんですら気を配る程なのですから、まだまだ民衆には普及していない写真に挑戦する民衆の恐ろしさは想像を絶するものだったでしょうね…。

また、不思議とカメラを開発した外国ではこの噂は囁かれる事が無かったので、慎重さと気にしいな日本人の性格が祟った噂なのかもしれません。

終わりに

という事で、結果として三人で撮っても全く問題ない事が分かりました。

ですが、私の経験上の話ですが、三人のジンクスを信じる人達は共通して横並びが駄目みたいで、横並びにならない様に工夫する人がいらっしゃいました。

なので、今も気になる方は横並びを避けると良いみたいですよ!

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にこ

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漫画とアニメと面白い都市伝説を見る事が趣味なのですが、そのせいで婚期を逃しかけてます。
婚期を捕まえる都市伝説とかないかな…なんて考えながら文章考えてます。

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