雷が鳴るとおへそを取られる迷信の由来は一体どこから?
雷が鳴ると一番におへそを隠す様に言われた事はありませんでしたか?私はよく言われ続け、今でも雷がなると無意識にお腹に手を当ててへそを隠しています。
勿論雷が直撃して身体を焼かれたりした事でへそを始めとする様々な身体の部分を奪われる事はあるかもしれませんが、普通に雷が鳴っただけでへそが取られる訳はありませんよね。
じゃあ、何故そんな迷信が広まったのでしょうか?
今回はその迷信について詳しくお話していこうと思います。
雷が鳴るとおへそをとられる… その起源は?
そもそもこの迷信は、実は防犯意識から来ていたのを御存知でした?
雷は非常に当たると危険ですし、高いものに落ちると昔から言われています。なので、少しでも背を低くして、雷が直撃するのを逃げなさいという注意喚起が、いつの間にか身体を低くするポーズ=おへそを隠してる様に見えるという事で、おへそを取られるよ!と言われる様になったようです。
また、他にも雨が降った事で周りの気温が一気に下がり、お腹を出して寝ていた子供がお腹を冷やして壊さない様にという優しい親心として言い伝えられたのではとも言われているんですね。
それが今では雷が何故か理不尽にへそを取っていく!という形で残ってしまっているだけなのです。なので、実際に雷様が本当にへそを取る事は勿論有り得ません。
海外でも言われてるの?
海外ではあまりこの迷信は広められていない様です、他の国では普通に腹を出すな!とマンマ達は注意していたのでしょうね。
子供を危険から守る日本のお母ちゃん達のデンジャラスな愛だったみたいです。
出来れば普通に愛して、お母ちゃん!
何で雷様はおへそを欲しがってたの?
雷様は特におへそマニアでもありませんし、おへそを取って食べようとかどこぞの恐ろしい人物の様にそれを飾ってネックレスになんて事も全く考えていません。
あくまでこれは雷から子供達を守る為の言い伝えであり、雷様の趣味ではないのです。なので、別におへそを集めてどうにかするという話は一切ありません。
また、雷の危険性を示すために、敢えて急所であるおへそを指したと言われているので、寧ろ雷様は急所を狙ってるという更に恐ろしい迷信が出来上がりますね(笑)
終わりに
皆さんもおへそをきちんと隠さなければ風邪を引いたりしますので、夏は特に気を付けて下さいね。そして、雷が鳴った時もパニックにならずにきちんと頭を下げて低く低くなり、屋内や車の中へと非難してください。