ゴールデンウィーク(GW)に行きたい!関西の穴場温泉スポット
関西は大阪、京都、神戸などの都会的なイメージが強く、他の日本のエリアと比べるとやや温泉地が少ないのが少々難点。
そのため関西の主要な温泉地はゴールデンウィーク期間中には、人が集中しやすい傾向にあります。
今回ご紹介する関西の温泉は、ゴールデンウィークでも比較的ゆったりとした気分を満喫できるスポット。
関西の中心部からはややアクセスのしにくさが難点ともいえますが、その分秘境を感じながら悠久の時間を過ごすことができます。移動時間にやや時間がかかるため、2泊以上の日程が組めればより充実した時間を過ごすことができるでしょう。
那智勝浦温泉
和歌山県の那智勝浦温泉は、関西エリアの中でも自然豊かな温泉地として知られています。
那智勝浦温泉の最寄り駅は南紀勝浦駅、大阪駅や名古屋駅から電車で約4時間離れた場所にあることから、まさに穴場な温泉スポット。
世界遺産に登録をされている熊野古道などへのアクセスの玄関口としても知られており、近くには観光名所も充実しています。
ここ那智勝浦温泉の中でも、ユニークな宿として知られているのが「ホテル浦島」。
那智勝浦港の観光桟橋から、ホテル浦島専用の無料の船に乗り換えて宿までアクセスするユニークなスタイルとなっています。
温泉は源泉かけ流しとなっており、ホテル浦島には12の源泉があり、極めて高い濃度の硫黄分が含まれている温泉で、豊富な湯量が自慢の温泉宿です。
リウマチや神経痛などに効果があるといわれており、湯治をしたい方にもおすすめです。
館内には6カ所の温泉があり、まさに一日中温泉に浸かることができるほどに充実して温泉施設が整っています。
そのため観光客が一カ所の集中し過ぎずに、ゆっくりと温泉を楽しむことができる穴場なスポットといえるでしょう。
赤穂温泉
兵庫県にある穴場な温泉地として知られているのが、赤穂温泉です。
この温泉地は、日本でも有数の塩の町として古来から親しまれてきた温泉で、赤穂の湯にはミネラル成分を多く含んでいることから高い保温効果があり、別名「よみがえりの湯」とも呼ばれて親しまれています。
神経痛、疲労回復、冷え性、筋肉痛などの効果が期待できるのも魅力の一つ。
赤穂温泉へのアクセスは大阪駅や京都駅から新幹線で約1時間、赤穂温泉の玄関口であり相生駅で下車をして、そこから送迎バスなどを利用して約30分の場所にあります。
ここ赤穂温泉の自慢は温泉地が海に近いロケーションを誇っていることから、大パノラマの景色を楽しむことができることもその魅力の一つ。
赤穂温泉の近くには、国指定史跡の日本100名城にも指定されている赤穂城跡や、赤穂八幡宮などの歴史的名所も多く、徒歩でも巡れる観光地がたくさんあります。
ここ赤穂温泉は関西エリアの中では、マイナーな温泉地であることからゴールデンウィーク期間中でも人混みを避けて、悠久の時間を過ごすことができる温泉地といえるでしょう。
まとめ
関西の穴場な温泉地は、京都、大阪、兵庫などのいわゆる中心部から離れることで穴場なスポットを見つけることができます。
一見アクセスがしにくいような印象を受ける温泉地であっても、最寄り駅からは温泉地へのバスが運行されていることも多いので、うまく利用すればまさに穴場な温泉地へ比較的スムーズにアクセスすることができるでしょう。