世界遺産にも登録!? 1度は行ってみたい長崎の軍艦島への行き方ガイド
軍艦島は、長崎港から南西約19キロの海上に浮かぶ島で、正式名称を「端島」といいます。
この島は1890年(明治23年)から八幡製鉄所に向け製鉄用原料炭を供給してきた、日本の近代産業を支えてきた海底炭坑の島です。
世界遺産に登録が決まり、今ますます注目されつつあります。
今回はこの軍艦島のアクセス方法や観光を楽しむための服装についてご案内していきます。
長崎からの軍艦島へのアクセス方法
世界遺産で登録されている軍艦島へ上陸するためには、各船会社が運航している軍艦島上陸ツアーに参加する必要があり、個人での見学は許可されていません。
そのため、ツアーに申し込みをすることは必須となっています。
軍艦島へ上陸する船会社が集中しているのは、長崎駅から徒歩10分の長崎港や大浦海岸周辺。
船会社によって少しずつオフィスの場所が異なるので、事前に確認をしておくことが大切です。
長崎港から専用の船に乗り、30~40分で軍艦島にアクセスできます。
ツアーの予約方法
軍艦島へのツアーは主に4つの船会社が運営しています。
やまさ海運(株)、軍艦島クルーズ、シーマン商会、軍艦島コンシェルジュがあります。
各会社のホームページから電話、もしくはオンラインで予約ができます。
当日は予約番号や予約完了のページを出力していき、窓口で料金を支払います。
また、ツアーによっては軍艦島周辺の島々をクルーズするツアーと実際に上陸できるツアーがあるので、それぞれよく検討してみるとよいでしょう。
船は午前便と午後便に分かれており、いずれも所要時間は3時間、実際に軍艦島に上陸できるのは1時間程度となります。
軍艦島は自由に散策することはできず、現地のガイドの人の解説を聞きながら、見学をする仕組みとなっています。
ツアーの料金
料金はツアー会社にもよりますが、大人3,500円前後、中高生2,800円、子供1,500円前後が相場となっています。
ツアー会社によっては平日割引や団体割引を設けているところもあります。
また、ツアー代金とは別に長崎市施設使用料として、大人と中高年300円、子供150円が必要です。
軍艦島見学の際のおすすめの格好
軍艦島は当時のままの状態が保存されており、足場が悪いところもたくさんあります。
サンダルは避け、スニーカーなどを着用するようにしましょう。
また、島であることから市内と比べると涼しく感じられることが多いので、一枚上着を多く持参していくこともお勧めです。

By: kntrty
まとめ
軍艦島は旅行シーズンは非常に混雑をします。
上陸を検討している場合には、なるべく早めに予約をするように心掛けるとよいでしょう。
また、旅行のパッケージツアーではオプショナルツアーとして旅行と一緒に申し込みができる場合もあるので、合わせて検討をしてみることもお勧めです。