飲み過ぎ? 腹痛と吐き気をどうにかする方法
お酒を飲み過ぎると、皆さんはどうなりますか?
頭痛や吐き気、眠くなったり、歌い出したり、泣き上戸、笑い上戸に説教マニアとタイプはいろいろ。
中にはやたらと下ネタばかり言い出して、みんなに無視されちゃう人も。
お酒のせいだから仕方ないけど、とにかく痛みだけは苦痛。
よくある頭痛の次に挙げられるのは、腹痛。
何でもいいから、痛みからは早く逃げたい!
破壊される・・・
アルコールは美味しくて、気分も盛り上がって、イェイ最高!な飲み物なんだけど、人間の身体にとっては毒。
そう、本当に残念ながらの毒物。
飲み過ぎると、いろんな臓器を破壊していくのです。
破壊って、なんだか怖い表現・・・。
でも、そういう怖い飲み物なんだということ、頭の片隅においておく必要があります。
蠕動運動を活発に
アルコールは当然のことながら、胃腸も荒らしていきます。
脂っこい食べ物と同時に摂取すると、更にその荒らし方に拍車がかかります。
アルコールは蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にします。
蠕動運動とは消化管などの臓器の収縮運動のことで、食べた物を移動させる役割をしているのです。主に食道から直腸までの運動を指します。
アルコールが入ると蠕動運動が過活動になって、ちゃんと消化出来ず、下痢や吐き気の原因になるのです。
取り戻すということ
アルコールを摂取すると脱水状態にもなりやすい為、下痢になりやすい人は要注意です。
お酒を飲んでいるんだから水分摂ってるじゃん・・・という人、そりゃ違いまっせ。
あれだけトイレに行くことで分かるように、実は飲んでいる量以上に出てしまっているのです。
体内の水分が失われることで、頭痛や吐き気の原因にもなっているのです。
それだけ水分が大切な役割をしているということが良く分かりますね。
失った物は、取り戻さなきゃダメ。
まずは、ちゃんとしっかり水分を補給しましょう。
冷たい物はなるべく避け、常温もしくは温かい物を飲むようにして下さい。
食べる物も消化の良い物を。
胃腸が傷付いているんだ・・・と思って、雑炊や煮込んだうどん等、お腹にやさしい物を少しずつ食べるようにしましょう。
念には念を
薬に頼るなら、複合胃腸薬と呼ばれるキャベジンや第一三共胃腸薬プラスなどがおススメ。
でも、お酒を飲むたびに腹痛が起きる人は、一度医療機関を受診して下さい。
何か異常が隠れていたら大変だから。
まとめ
アルコールは臓器を傷付けているということを忘れてはダメ。
その傷を最小限に抑える為にも、積極的に水分を摂ってアルコールを体外に出してしまう努力をしましょう。
出来るだけ脂っこい物を食べないようにして、胃腸の負担を軽くしてあげることも重要。
これからも美味しく楽しくお酒と付き合うためには、「ちょこっと努力」も惜しまずに。