咳の症状が強いタイプの花粉症 対策方法はコレ!
春とか花とか粉とかいう文字を見ただけで、ムズムズしてきて涙が出そうになる人もいることでしょう。
年賀状だって、春の文字が良く出てくるしね。
年が明けると、そろそろ近付いてくる花粉の気配。
花粉症は鼻水やくしゃみがメインの症状となっているけど、意外に多いのが咳。
咳は体力を消耗するので、本当にツラいもの。
どうにか出来ないの?
まずは原因究明から
ここでは花粉症からくる咳の原因から探っていきましょう。
1つめのケース
吸い込んだ花粉が喉にくっついた状態になると炎症を起こします。
そこから喉のかゆみや痛みに繋がっちゃうというケースです。
2つめのケース
鼻づまりになると、どうしても口呼吸になってしまい、喉が乾燥してしまうのです。
それが原因で喉の粘膜が壊れて咳が出ちゃうというケース。
3つめのケース
鼻水が出ている時、それは少しずつ喉にも入って行ってしまいます。
それを「後鼻漏」(こうびろう)というのですが、喉に落ちることでむせてしまって咳の原因になるというワケです。
出来ることから始めよう
「どうしようも出来ないじゃん」と言いたくなるケースばかりですが、症状を少しでもラクにする方法も探っちゃいましょ。
対策としては、まずマスク。
そんなもん言われなくてもしてるわい・・・と怒られそうだけど言ってみました。
出来たら加湿器もほしいところです。
やっぱり乾燥させることが良くないので、お肌と同様、喉も潤しといてほしいのです。
水分摂取を積極的にすること、のど飴も携帯しておけると心強いですね。
もちろん、うがいも忘れずに。
漢方ってどうなの?
薬で治したいけど、そんなに度々服用するのは抵抗ありって人も多い筈。
じゃあ、体に負担が少ないといわれる漢方は、どうなんだろう。
そう考える人が多いようで、ちゃんと人気の漢方があったりするのです。
かなりメジャーな物ではツムラの「小青竜湯」(しょうせいりゅうとう)。
花粉症を筆頭にアレルギー性鼻炎や気管支炎、痰を伴う咳などに効果あり。
逆に痰をあまり伴わない咳、喉の違和感には「カンポアズマ」。
また強めの咳や気管支炎、喉の乾燥・刺激感に有効といわれる「麦門冬湯」(ばくもんどうとう)。
いろいろあるのは嬉しいけれど、何がいいのかで迷ってしまいますよね。
続けられる工夫を
咳とひとことで言っても、湿った咳、乾燥した咳、むせるような咳、痰を伴う咳、伴わない咳など症状はいろいろ。
自分に合った物を見付けて、根気強く続けてみて下さい。
漢方は継続して服用しないとダメ。
即効性のある物は意外と少ないのです。
続けて飲むことで効果が現れるものだということを忘れずに。
漢方の味が苦手な人はオブラートに包むなどの工夫をするといいですよ。