大学生の入学祝い 相場と贈ったらいいものは?
春になると、親戚や兄弟姉妹が新しい生活をスタートさせる時期でもありますよね。
その場合、お祝いをあげるのはちょっとしたマナーでもあります。
今回は、大学に入学した場合の相場と贈るものについてご紹介します。
立場によって違う入学祝いの相場
孫が大学入学、甥姪が大学入学、兄弟姉妹が大学入学。
実はそれぞれ関係によって、贈る金額は変わってくるのをご存じだったでしょうか?
- 孫が大学入学→1~3万円
- 甥姪が大学入学(身内が大学入学)→1万円
- 兄弟姉妹が大学入学→1万円
というのが、基本的な相場といえます。
基本的に、血がつながっている場合には1万円以上が基本だといわれています。
孫が大学入学だからといって、相場より高い金額をあげる人もいますが、その場合お返しに困ってしまうことがあります。
なので、相場ぐらいが貰った方からしてもありがたいのですね。
また、兄弟姉妹の年齢差が5歳ぐらいなら上記でいいのですが、もしもっと年齢が離れている兄弟姉妹の場合には~3万円ぐらいで贈ってもいいと思います。
ちなみに、身内でない場合には5000円ぐらいが相場なので、ぜひ参考にしてください。
現金? 品物? どっちが嬉しいのか
入学祝いには、品物を贈る場合もありますし現金を贈る場合もありますよね?
大学入学の場合、どちらが嬉しいかというとやはり現金で贈られた方が嬉しいです。
というのも、大学に入ると急に交際関係も広がり、何かと現金があると便利です。
なので、大学祝いには現金を贈る方がいいです。
また、もし品物を贈る場合には、ブランドものなど大人だったらひとつ持っているといいなというものをあげることをおすすめします。
男性であれば時計、女性であればバッグやアクセサリーなどを贈れば、品物でも十分に喜んでもらえると思います。
のし袋は必須!
現金を贈る場合、もちろん大人のマナーとしてそのまま渡すことはありませんよね?
のし袋に入れて贈ると思いますが、どんなのし袋を選ぶのかなどのマナーをしっかり知っておく必要があります。
のし袋のチョイスは、基本的に中に入れる金額によって変わってきます。
大体入れる金額の100分の1ぐらいののし袋が金額に見合ったのし袋です。
1万円であれば、シンプルなデザインのものに、2~3万円であれば少し凝った水引つきのものを選ぶようにします。
入学祝いを贈る際ののしの基本ですが、表書きは、「入学祝い」でOKです。もちろん下半分には、贈り主の名前を書きます。夫婦であれば連名で書きましょう。
文字は、基本毛筆か筆ペンです。お祝いごとなので、濃い墨の方を使用します。(薄墨は弔事の場合です。)
ボールペンや万年筆は使用しないでくださいね。
結婚式同様、お札はピン札なので、予め銀行などで用意しておきましょう。
まとめ
大学生の入学祝いは基本的に、現金を贈るということ。
また、贈る人との関係性によって金額の相場が変わるということ。
この2点はしっかりと知っておくことが重要です。
もちろん、贈るときには「おめでとう」の言葉を添えて贈ってあげましょうね。