飲み過ぎちゃったアナタへ吐き気を抑える方法
飲み会好きな人にはたまらないシーズン真っ只中ですね。
仕事納めが済んでも今度は自宅でゆっくり飲めるし、
それこそお正月なんかは親戚一同集まって、もう昼夜関係なく飲みっ放しという人も珍しくないんじゃないかな。
殆どお酒が抜けないまま、年始の仕事始めを迎えてしまい、
うーん体調がイマイチ・・・。
そりゃ、そうでしょ。
一年間、食生活に気を使って体脂肪や血圧、美容にダイエットと頑張って積み上げてきたものが、この瞬間に完全にリセットされちゃう。ドンマイ、ドンマイ。
キレイな薔薇には棘があるってことは・・・
飲み過ぎて気持ち悪くなるのは、よくあること。
こんなに美味しいお酒を飲んで、滅多に食べないような物まで口に出来たのに、ぜーーったい吐きたくない!!という経験ありますよね。
でもキレイな薔薇に棘があるように、美味しいお酒にも毒があるのです。
そもそもアルコールは体の中に入ると分解され、アセトアルデヒドという物質が出現。
これが吐き気の原因だったり、アルコールが胃酸過多の状態を引き起こしてむかむかしたりと、要するにアルコールは体内では猛毒だと思っていいってことなのです。
胃腸を刺激し荒らしながら通過しているんですよ。悪い奴だね。
脱水状態・・・実はこれが危険
それから脱水症状。これにも要注意。
御存知の通り、アルコールには利尿作用があるので、飲んだ以上の水分がグングン失われていくのです。
別に水分をたくさん飲めるっていうなら大丈夫だろうけど、そういう人もあまりいないだろうから、脱水症状は続いていくのです。
脱水症状というと熱中症などの夏をイメージするかも知れませんが、脱水は季節とか気温とか関係なく、体内の水分が足りなくなれば起こるものなのです。
まずは何より、失った体内の水分の量を戻してあげましょう。
おススメはスポーツドリンク。
ナトリウムやカリウムの補給は勿論のこと、飲酒後になりやすい低血糖にも有効。
風邪をひいたり発熱がある時もスポーツドリンクがあると助かるので、常時何本かはストックしておきたいものです。
コーヒーなどの刺激物や乳製品は、吐き気を悪化させるのでNG。
温かいお茶やコンソメスープなどからで、なるべく空腹にならないよう心がけて。「食べたくない」という気分だろうけど、吐き気はある程度食事を摂ることも有効です。
事前対策
水分が大切・・・ということは分かって頂けたと思うので、お酒を飲む前になるべく水分を予め体にいれておくのもいいですね。もしくはお酒を注文した時に、お水も一緒に頼んでおいてちょくちょく飲んでみるとか。これは結構効果があると思いますよ。
それからお酒を飲んでいる時は、あまり食事は摂らないという人が多いけど、実は炭水化物を一緒に摂っておくとアルコールの吸収を緩やかにし、胃が荒れたり低血糖を防いでくれて吐き気を抑えてくれるとのこと。
食べ方をちょっと変えるだけで、あのムカつきから解放されるなら嬉しいよね。
お酒と一緒に食べる物を、これからは少しずつ見直していきましょう。
薬に頼るなら
薬に頼るということになると、やっぱりウコンに登場してもらうことになるでしょうね。
ウコンは肝臓を守り二日酔いに効果ありといわれています。
ウコンを飲むのは飲酒前、飲酒後とそれぞれ意見が分かれるところ。
結局は飲まないよりは飲んだ方が良いということで、前でも後でもとにかく飲んでおきましょう。
ほかにメジャーな物ではパンシロンやソルマックが人気。
荒れた胃粘膜を整える、胃のむかつき、吐き気、嘔吐を抑えるなどの効果が期待できそう。
でも、吐きそうな時は吐いてしまってから飲んで下さいね。
薬も一緒に吐いてしまっては意味がないから。
吐くという行為は更に脱水症状に拍車をかけるので、少しずつでいいからこまめに水分をしっかり補給していくことを忘れずに!
薬じゃないけど、シジミの味噌汁は飲酒後の身体にとって絶大な効果の持ち主。
今はインスタントタイプの手軽な物も販売されているので、ぜひお試しを。
疲れた肝臓を元気にしてくれる重要な役割を果たしてくれるイイ奴なのです。
まとめ
昔から言われ続けてきた言葉で、「酒は百薬の長」などと申しますが、これは飲んで害にならない程度のことを指すのです。
一般的には「適量」なんて言葉で言い表しているけれど。
でも、ここに出てくる「適量」といわれる量は、お酒好きの方々にとっては、「微量」のレベルなのだと思っておいて下さいね。