ワイングラスの持ち方 マナーをしっかりマスターしよう!
ボジョレーヌーボー解禁から、クリスマスと1年の中で1番ワインが飲まれる時期がやってきますね。
でも、ちょっと恥ずかしいワイングラスの持ち方の人がいっぱいいるんですよね。
というわけで、これからのシーズンに向けて、ワイングラスの持ち方をちょっとお勉強していってくださいね。
ワイングラスの持ち方 あなたはどっち?
ワイングラスの正しい持ち方はグラスの脚を持つ? それともボウル部分を持つ?
あなたはどちらで普段持っていますか?
おそらく、多くの日本人はワイングラスの脚を持っているのではないでしょうか。
でも、これって実は国際的に見ると間違いなんです。
じゃあ、正しい持ち方は?
でも、ボウル部分も持つのが正しいのかというとこれらも実は違っていたりします。
というわけで、ケースに応じて持ち方を変えてくださいね。
ケース1 脚を持っていいケース
脚を持っていいのはテイスティングを行う際になります。
テイスティングというのはレストランなどでワインのコルクを抜いてもらった後にワインの劣化・腐敗がないかを確認する試飲のことです。
この際はワインの色や粘性を観察するためにワイングラスの脚を持つのが正しい持ち方になります。
ケース2 ボウル部分を持つケース
こちらは国際的にも定められており、晩餐会での正しいマナーとしてはワイングラスのボウル部分を持つ事が正しい持ち方になります。
なので、飲む際にはボウル部分を持つというのが正しい持ち方という風に考えてもらえれば大丈夫です。
海外セレブの持ち方
というわけで、ここまでワイングラスの持ち方のルールについて説明をしてきましたが、実際に海外のセレブはどのように持っているかチェックしていってみましょう。
オバマ大統領(アメリカ)
オランド大統領(フランス)
ベルルスコーニ元首相(イタリア)
アメリカのオバマ大統領と美食国家であるフランス、イタリアの元首をチェックしてみましたが、飲む際にはボウル部分というのがセレブ達の持ち方のようですね。
ワイングラスでの乾杯のマナー
ワイングラスを合わせて音を立てて乾杯はマナー違反になります。
正式にはグラスを胸の高さまで持ち上げて、乾杯する相手の目を見て「乾杯」というのが正しいスタイルです。
上記のセレブ達もそんな感じでしていますよね。
そして、乾杯の際にはにっこりスマイルもお忘れなく。
ワイングラスを割らないように
高級レストランのワイングラスともなると、1個数万円ということもありえますので、マナー違反であると同時にワイングラスを合わせる行為によって、ワイングラスを割ってしまう可能性があります。
通常、レストランなどで食器を割ってしまった場合に全額弁償を請求されるということは稀ですが、ワイングラスの正しい使い方をしていない行為によって割ってしまった場合には明らかに利用客の不注意とされ、全額を弁償というケースもあり得ますのでくれぐれもワイングラスを乱暴に扱わないようにして下さいね。