2015年 佐原の大祭の夏祭り 日程と見どころ情報
佐原の大祭の夏祭りは、関東3大山車祭りの一つと称される、佐原を代表するお祭りです。
今回は日程の詳細や見所についてご案内していきます。
2015年の佐原の大祭の夏祭りの日程
2015年の佐原の大祭の夏祭りの正式なスケジュールはまだ発表されていませんが、毎年夏祭りは7月10日以降の金~日曜日に開催されており、今年は7月10日~12日であると予測されています。
開催場所は香取市佐原で、夏祭りは本宿地区、秋祭りは新宿地区で開催され、時間は10時~22時までとなっています。
夏祭りは本宿祇園祭ともいい、10月に行われる新宿秋祭りとともに「佐原の大祭」といわれています。
秩父、川越、とともに関東3大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を誇っています。
風情溢れる佐原の大祭
この佐原の大祭のハイライトといわれるのが、日本三大囃子にも数えられる「佐原囃子」。
その音色とともに豪華絢爛な山車が、小江戸と呼ばれる国選定重要伝統的建造物群保存地区を練り歩く様子はまさに、江戸時代にタイムスリップをしたかのような風情たっぷりの情景を楽しむことができます。
こちらがその様子です。
まさに江戸を彷彿させる光景が、町全体を包みこんでいます。
佐原の大祭の名物 山車の魅力
山車は24台あり、夏祭りに10台、秋祭りには14台の山車がそれぞれ曳き廻されます。
佐原の山車は、4輪2層構造の曳山で、独自に発展を遂げた形態を持っています。
重厚感が感じられる豪華な総欅造りで、彫刻は「関東彫り」と呼ばれ繊細な彫刻が施されています。
彫刻の構図は、龍、獅子、花、鳥などの他、日本神話や太平記などをテーマとしているものもあります。
そして山車の天上部には、日本の神話などに登場する歴史的な人物の人形や飾りつけられています。
これは江戸から明治時代における敏腕な人形師によって制作されたもので、その大きさは4~5メートルにも及び、日本最大級の大きさを誇っています。
山車と人形を合わせればその高さは7メートル以上にも及び、圧巻の迫力を楽しむことができます。
軽々しく動かしいるように思える山車ですが、その重さはなんと4トンにも及び、引き手たちの手腕を感じる光景でもあります。
また2004年に、「佐原の山車行事」は国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
まとめ
佐原の大祭の醍醐味は、他では見られない豪華な山車にあります。
それぞれの山車によって飾りものが少しずつ異なるので、その違いを見つけてみることも、このお祭りの楽しみといえるでしょう。