富士山登山 初心者・子ども向け準備ガイド

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夏になれば、家族で登山を計画している方も多いことでしょう。

今回ご紹介するのは、子どもと一緒に富士山登山を楽しむ方法。

お勧めのルートや登山アイテムに至るまで、詳しくご紹介していきます。

登りやすい富士山の登山ルートとは

富士山の登山ルートには主に4つのコースがあり、「吉田ルート」、「富士宮ルート」、「須走ルート」、「御殿場ルート」があります。

中でも初心者や家族連れに人気のコースとして親しまれているのが「吉田ルート」

登りは約6時間半、下りは約3時間の所要時間となっており、全体的に平坦な道が多く、その標高差は1471メートルになります。

また山小屋が多く、救護所なども充実しているため、初心者が安心できるメリットもその魅力の一つ。

ただし、夏のシーズンはもっとも混雑するルートでもあることから、できれば少しでも混雑が緩和できる平日がお勧めです。

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雨具・ザックなどはどういう物がいいか

ザックは日帰り登山であれば15~30リットルの小型用、宿泊登山であれば30~45リットルの大型用がお勧めです。

ただし軽量のみを重視してチョイスするのは避けた方がよいでしょう。

背中とザックの間が薄いと長時間の登山にはゴツゴツと肌に当たる感覚が気になってしまうことにもなりかねません。

品質のよいものであればクッション性の高いものが入れられているので、よく確認をしてみましょう。

また長時間の登山の場合には、雨などに備えるための雨よけレインカバーがついているものがお勧めです。

成長が早い子ども用には、本格的なザックよりも修学旅行や林間学校などに利用するリュックサックなどでも代用できます。

ただしこの場合は、レインカバーは用意しておくとよいでしょう。

また、山の天気は変わりやすいので、雨は常に降るものと考え雨具を持っていくようにしましょう。

特に急な雨でもさっと羽織れるジャケットタイプのものがお勧めです。

本番に向けてのおすすめのトレーニングは

富士山登山の前のトレーニングには、高低差500メール前後、所要時間は3~5時間程度のコースをチョイスしておくとよいでしょう。

特に景色のよい山を選んでトレーニングをすることはとても大切。

子どもが登山が楽しいと思えるようにモチベーションの高められる山を選ぶようにしましょう。

またピクニック気分が味わえるように、景色がよいところでお弁当などを広げてゆっくりと休憩時間を取ることも大切です。

登山靴はどういう物を選べばいいか

富士山はやはり日本一高い山だけあって、初心者向けのルートであっても岩場などが多い箇所があるので、専用の登山靴があるとよいでしょう。

普段のスニーカーよりも登山靴の方が防水性が高く、怪我からも身を守ってくれる役割を果たしてくれます。

子ども用の登山靴は1センチ単位のものが多いため、事前に靴下などでちょうどよくフィットできるように調節しておくことも大切です。

ちょっとしたズレはマメや靴擦れの原因となるので、注意が必要です。

利用頻度が少ない子どもに登山靴を購入するのがもったいないと思う方は、レンタルなどを利用してみるのもお勧めです。

まとめ

富士山は日本一高い山だけあって、子どもを連れての登山は難しいと思っている方も多いことでしょう。

しかししっかりとトレーニングをして、適切な登山アイテムを用意をすれば子連れでも十分に楽しむことができるので、事前の準備が鍵となるといえるでしょう。

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Lattchan

Lattchan外部ライター

投稿者プロフィール

旅行会社に7年勤務していたことのある旅行ライター。旅行会社ではメールマガジンの配信などに携わり、それがきっかけで書くことの面白さを実感!趣味は旅行に行って、日記を書いて写真をたくさん撮ること。特にちょっとマニアックな観光地や神社・仏閣を巡るのが好きで、マイナーなところをもっと開拓するのが夢。

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